昨年の暮れ、息子夫婦・孫など9人と愛犬が1匹、一堂に会しました。その際に、愛犬がいつも陣取っているテーブルの下の“犬の居場所”を考慮していませんでしたので困っていました。犬も家族の一員なのですが、人間は横暴な動物で犬のことまで考えていなかったのです。
暉峻淑子著の「豊かさは何か」を読むと、人間と自然(犬)との関わりのある豊かな生き方をしていかなければならないと書いていました。犬は約90の言葉を知っているそうで、テーブルの下で我々の話を聞いているのですから、おちおち変な話は出来ないのであります。
人間は、もっと感受性を持たなければならないとも書いていました。自然と共に生きること、共存・共生のこと、平和のこと、子孫に残す地球のことなどを体で感じ、自分のものにしなければならないということです。
ある有名な学者に言わせると地球温暖化を阻止する時間は少なく、残された時間は10年間しかないといっていました。これに関しても、私たちはもっと感受性を持たなければならないと思っています。
「十勝の活性化を考える会」会員