十勝の活性化を考える会

     
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岸田政権の第2次改造内閣

2022-08-18 05:00:00 | 投稿

 

令和4年8月10日に、岸田政権の第2次改造内閣がスタートした。岸田首相は、政権の骨格を維持しつつ、旧統一教会との関係が指摘された閣僚の大半の閣僚を交代させた。19人の大臣のうち14大臣が初めての入閣で、高市早苗経済安全保障大臣と永岡桂子文部科学大臣の2人が女性大臣であった。

首相は記者会見で、「日本は数十年に一度の課題に直面している。今度の内閣改造は実力と経験を兼ね備えた、有事に対応する“政策断行内閣”」と述べた。一方、野党各党は、”行き詰まり改造内閣“、”党内配慮型内閣“などといって非難した。

岸田首相は、数十年に一度も有事と述べたが、気象庁が数十年に一度の大雨といつも言っているように、コロナ禍や戦争などの有事がいつも起こるであろう。これからの日本は、円安、人口減少、財政健全化など難問ばかりで、一筋縄ではいけないものばかりである。

岸田首相が、成長と分配の「新資本主義」のこともいっていた。私が思うに、日本経済の成長などはあり得ないのである。なぜなら、地球温暖化を阻止するために一人一人は粛々とゼロカーボンに向けて取り組んでいかねばならないからで、そのために経済は、縮小するばかりであるからだ。確かに、そのための投資も生むと思われるが、それが日本経済を牽引していくとは思えないからである。

それではこれから、日本人はどうしたらよいのだろう。そこで思い出すのが、48歳で銃殺されたケネディー大統領の演説である。

あなたの国家があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたがあなたの国家のために何ができるかを問おうではないか。わが同胞の世界の市民よ、アメリカがあなたのために何をしてくれるかではなく、われわれと共に人類の自由のために何ができるかを問おうではないか。(後略)

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