(出典:札幌管区気象台ホームページより)
過去、十勝の最高気温は38.8度で、ことしの5月26日に記録した。因みに、この日の北海道の最高気温は北見市佐呂間町で、5月としては全国最高気温であった。
今年5月の十勝の天気は雨不足のカラカラ天気が続き、農作物の作況を心配したが、その後に雨が降り、作況は盛り返したそうである。
ただ、7月に入ってからグズついた天気が続いており、本州では「タイ米」を輸入した年のように、いまから冷害を心配していた。
私は気象予報士でないが、今年も「異常気象」である。
「十勝の活性化を考える会」会員
注) 異常気象
気象庁では、「過去30年の気候に対して著しい偏りを示した天候」を異常気象と定義している。世界気象機関では、「平均気温や降水量が平年より著しく偏り、その偏差が25年以上に1回しか起こらない程度の大きさの現象」を異常気象と定義している。
エルニーニョ現象や、これに南方振動を含めたENSOは、異常気象の原因となるとされているが、エルニーニョ/ラニーニャ現象は数年の周期で起こるものであり、「エルニーニョ/ラニーニャ現象=異常気象」ではない。後でも述べるが、異常気象の原因=エルニーニョ/ラニーニャでもない。
また、気象庁の異常気象レポートでは、「過去に経験した現象から大きく外れた現象で、人が一生の間にまれにしか経験しない(過去数十年に1回程度の頻度で発生した)現象」ともしている。
しかし異常気象の発生自体は当たり前の事象であり、地球が存在する以上は必ず一定量発生するものである。単に人間の寿命がせいぜい百年程度で、近代気象学に関わる文献が過去数百年〜千年程度でしかないため、本来的には地球上で“普通”に発生し得る天候であっても、観察者である人類の寿命・歴史にとっては“異常”と定義したといえる。
(出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』)
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