私は、北海道新聞と十勝毎日新聞をとっている。 道新は、地方新聞とはいえ世界の情報も大々的に書いている。一方、勝毎はローカル新聞なので、十勝の情報を詳しく書いている。
全国の新聞のシェア率は、1位:読売新聞、2位:朝日新聞、3位:毎日新聞。また、北海道での新聞のシェア率と順位は、1位:北海道新聞(38%)、2位:読売新聞(7%)、3位:朝日新聞(4%)、4位:毎日新聞、5位:日本経済新聞の順番となっている。北海道内の新聞のシェア率を見ると圧倒的に「道新」であり、新聞と言えば「道新」というほど、道新がスタンダードになっている。
十勝における「勝毎」の発行部数は約7万5千部で、それに対して「道新」は約3万部で大きな差となっている。この数字に対して道新では、目の上のたんこぶのように気になっているらしい。十勝人は十勝モンロー主義であり、地元愛が強いのだろう。
ただ心配なのは、若い人を中心にスマホが普及し、新聞離れが進行していることだ。スマホは瞬時に情報を入手できるものの、新聞の情報の深さにかなわないだろう。なぜなら、スマホはデジタルだから何故か心を打たないような気がする。デジタルとは、形で表すと三角とか四角の硬いイメージで、アナログとは丸のような軟らかなイメージである。
建物で言えば、デジタル建物は鉄筋・鉄骨造りで。一方、アナログ建物は木造造りである。耐用年数はアナログ建物の方が約半分以下で短いが、木造造りでも“法隆寺”のような実質的に耐用年数が長いものもある。
現代は、現場にいなくても様々な情報や知識を、瞬時に得ることができる。中国や北朝鮮をはじめとして、世界中のことが分かる時代である。そのような意味からも、世界が近くなったような気がする。
ところで、スマホのことであるが、便利である一方で様々な弊害があるらしい。昔、東京圏の通勤電車では、新聞か本を読む人がほとんどであったが、今はスマホを見るのが主流である。文明の利器といわれるものが全て良いわけではなく、健康に良くないものもある。
私は歩く時にふらつくために、歩くことは健康の基本であるので、リハビリを兼ねて歩くようにしている。歩くスピードが遅いので、周りの状況が手に取るように分かるので、私にとって歩くことは一石二鳥である。
確かに車は便利であるが、車に乗ると足が弱くなり健康にも良くない。リハビリ施設の利用者は70~80歳代の人が多く、膝や足が弱い人が多いので、健康になると医療費が減少するなど良いことばかりである。
話は変わるが、女性はデジタル的で男性はアナログ的であると思う。女性の方が現実的で生活中心的な面はあるが、感情豊かでアナログ的な面もある。看護士などに女性が多いのは、それが理由だろう。デジタル人間にしても、アナログ人間にしても多様性を持っており、人間を理解するのは難しいことである。
「十勝の活性化を考える会」会員
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