北海道 十勝の深掘り
全国の読者の皆様に、「北海道十勝ってどんなところ?」の疑問に深掘りしてお伝えしてまいります。
芽室のスイートコーンでビール
ほのかに甘く、すっきり
【芽室】芽室町農協青年部は町特産スイートコーンを使ったクラフトビール「めむろゴールドクラフト」を22日、町内の飲食店やスーパーなどで発売する。かんきつ系の爽やかな香りとすっきりした味わいが特長。同青年部による商品開発は初の試みで、町の新たな特産品として注目を集めそうだ。
町内で年間約700ha作付けされ、日本一の生産量を誇るスイートコーンをPRしようと、同青年部が2019年から商品開発に着手。同農協が販売する枝豆やコロッケなどの加工品と合わせて販売することで相乗効果も見込めると考えた。
製造は大雪地ビール(旭川)に委託。ビールには千リットルあたり10Kgのスイートコーンを使用し、アルコール度数は5%。ほのかに甘く、飲みやすい味に仕上がったという。商品のラベルには、町内の観光地「新嵐山スカイパーク展望台」からの景色や芽室町の位置を示した北海道の地図をデザインした。
新嵐山スカイパーク展望台で19日、完成披露会を開催。同青年部の川瀬良介部長(33)は「観光客はもちろん、町民にも愛されるビールになってほしい」と期待を込める。
また町商工会青年部主催の催し「プチ夏フェス」が25日正午~午後6時、芽室公園南側駐車場で開かれ、今回商品化したクラフトビールも販売されるという。
1本(330ml)550円。町内の飲食店のほか、エーコープめむろ店やコンビニエンスストアなどで販売する。問い合わせは同青年部0155・62・2313へ。
北海道新聞 2021/07/20
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