うしくの辺り:魅力度最下位? 茨城県の南部

茨城県の牛久市を中心に、散歩やドライブで見つけた素敵な場所や不思議に思ったことをつづった。魅力度最下位茨城の地味な魅力。

裏筑波:北から見た筑波山

2021-06-26 18:00:00 | 名所

茨城県南部。桜川市に雨引観音がある。

筑波山の参道入り口の交差点をこえてさらに20分くらい車を走らせる。

住んでいる牛久市からは北へまっすぐだが、車で1時間くらいもかかった。

お寺は山腹にある。駐車場から関東平野を見下ろせる。

 

筑波山の姿がいつもと違う。

見慣れないせいか、ちょっと格好悪い。

こぶが3つあるので双峰とはいえない。

 

南側から見る筑波山の方がきれいだと思う。

下は、南のつくば市側からみた筑波山。

双峰で、すそ野がゆるやかに広がる。

 

筑波山は関東平野の孤立峰なので、天気しだいで遠方からも確認できる。

昔は江戸からもよく見えたそうで、浮世絵にもある。

筑波山神社側が表なのだろうが、表があれば、裏もある。

表があるから、裏がある。

表だけの世界では面白くないかもしれない。

このブログを書きながら、

裏もまんざら悪くない気がしてきた。

 

ではまた、ぶらり。

 

 

 

 

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ネモフィラの青:ひたち野海浜公園

2021-04-24 16:00:00 | 名所

茨城県の太平洋沿い、ひたち野海浜公園。

春はネモフィラ、秋はコキアで有名。茨城県では随一かも。

コロナ禍の前はネモフィラを見に世界中から観光客がきて大混雑、と言う話を聞いていたので、行ったことがなかった。

去年はコロナ第1波でネモフィラ開花中にもかかわらず閉園。

今年は二年ぶりの開園。

今満開だということで、平日に行ってみた。

 

 

これでも少ない人出だろうか。

平日の観光地は定年後の老カップルが多いが、ここは若いカップル、子連れが多いのはコロナ疲れ?。

 

密を避けるため?の一方通行。

一方通行の人の流れの中に、純白のウェディングドレスが・・

スカートの裾をもつスタッフ、カメラマンとお化粧直しも従えて移動している。

しばらく見ていると、つねに二組くらいの新郎新婦が写真をとっていて、次々入れ替わり立ち替わり。

カメラマンは人が写らないように工夫して、でも、多くの人に2人は見守られての撮影。

ネモフィラにあわせた結婚前取り写真はずいぶん繁盛しているようだ。

「私も取ってみたい~」という女の子たちの声があちらこちらで聞こえる。

 

パノラマで撮ってみると人が小さく一面の青い世界。

 

菜の花も満開で、黄色と青のコントラストがきれい。この配色はスウェーデン?

 

その後、スイセンのエリアを通って森林エリアに行くと、大して見るものも遊ぶものもなく、ほとんど人がいなかった。

これだけ広い公園の中で、ネモフィラの丘だけに人が密集している茨城県であった。

 

ではまた、ぶらり。

 

 

 

 

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茨城県歴史館:旧水海道小学校洋風校舎

2020-12-12 11:00:00 | 名所

茨城県の水戸に茨城歴史館がある。

偕楽園の近く、庭は公園のようになって近隣市民が通り抜けている。

イチョウ並木があって最盛期にはライトアップされているそうだが、ちょっと遅かった。

歴史館の外観は城の石垣を模しているのだろう。

企画展の縄文展が開かれていた。

土器や土偶をゆっくり見たが、ほどんど撮影禁止だったので紹介しない。(なぜ撮影禁止なの?)

 

その一角に旧水海道小学校が移築されていた。

明治初期の洋館風建物で堂々としている。

 

茨城県西部の水海道市(みつかいどう)は平成の合併で現在は常総市になっている。

江戸寛永年間に鬼怒川と利根川をつないで江戸への水運が切り開らかれたため、茨城西部や栃木方面の荷物が集まり、かなり栄えたという。

 

この学校を町民の寄付で建てたというのだから、かなりの栄えた町だったと思う。

学校の沿革をみると、昭和7年講堂にスタンウェイピアノを購入という記述もあった。

普通の小学校だが、ハイソな(こういう言葉最近使わないなあ)教育が施されていたのかもしれない。

最近はほとんど話題にならない水海道。

牛久からは近いので一度行ってみようかしら。

 

ではまた、ぶらり。

 

 

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秀峰筑波山:ケーブルカー

2020-11-28 08:00:00 | 名所

関東平野の真ん中。茨城県南部。

標高877mの筑波山。深田久弥「日本百名山」の最低峰である。

(昔は876mで覚えやすかったが、1m成長したみたい)

二つ峰があり,高い方が女体山,低い方が男体山。

 

万葉集にも筑波山が歌われているという。

調べてみると,その内容は,筑波山では男女が集い,歌い,踊り,私は人妻と交わし、妻も他の男と交われとおおらかに歌ったもの。

現代ではありえない歌の内容から、当然、石碑などにはなっていない。

 

麓に筑波山神社がある。山頂も筑波山神社の所有。

山頂が本殿で,山麓は拝殿なのだという。

 

拝殿裏から登山電車のケーブルカーがでている。

観光道路の中腹からはロープウェイもでている。

 

今日はケーブルカーを利用

ロープにつながれた赤(つつじ)と緑(わかば)の車両が交互に山腹を上下する。

1925年(大正14年)に開業した日本で2番目に古いケーブルカー(最古は箱根登山ケーブルカー)という。

wikipediaによると架線をひかずに,蓄電池で動いているらしい。確かに架線はない。

(筑波山の裏に東大の地磁気観測所があって、電流で観測に影響があるという)

 

中間点で赤い車両とすれ違う。

実にシンプル。切り替えポイントがない。ケーブルで横に引っ張っているようだ。

 

途中で緩くカーブを描いて,トンネルを抜けて山頂駅に向かう。

 

山頂駅は男体山と女体山の間で実は山頂でない。

最高峰の女体山へは右手に30分ほど歩く。

天気がよくけっこうな人出だったので,女体山はやめて左手の男体山にむかう。

10分ほどで山頂。

ここもそこそこの人出。

 

日光連山がきれいに見えた。

秋のよき一日であった。

 

ではまた、ぶらり。

 

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水戸芸術館:茨城県の総合芸術

2020-09-05 10:00:00 | 名所

茨城県の県庁所在地、水戸市。

水戸芸術館は1990年に市政100年を記念して作られたという。

設計や磯崎新氏。つくば市の中心部も同氏が設計している。同じ雰囲気。

 

水戸芸術館は美術館、コンサートホール、劇場部門がある茨城の総合芸術の中心。

東京から特急1時間ということもあり、開館時、すごい面々を招聘していた。

初代館長は吉田秀和氏。その後は小澤征爾氏。

水戸室内管弦楽団を抱えている。

水戸は田舎の県庁所在地というイメージがあるが、立派な施設だと思う。

小澤征爾が指揮をしたとき、あっという間に売り切れた。東京からたくさんやってくる。

茨城県民枠もほしいね。

 

シンボルは天にそびえるジュラルミン三角形を組み合わせた100mのタワー。

夏の日差しでぎらついている。

wikipediaによると、航空法の定めである赤色灯や赤白塗り分けを求められたが、遠くからも目立つので特例で免除されたらしい。

確かによく目立つ。

 

とても暑い中、茨城県近代美術館のついでわざわざ訪ねたら、何もやっていなかった。

次の展示の準備中だそう。

それでも受付は3か所もあって、ちゃんと女の人が並んでいた。

すこし館内で涼んだだけ。

ここは現代美術系の企画展中心なので、ふだんはほとんど何もない。

 

ではまた、ぶらり。

(今は「道草展」がはじまったようだ)

 

 

 

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