NO-60
1月15日に強制避難区域の富岡町の松村直登宅でお会いした、動物愛護団体のUKCジャパンの細代表の神奈川県寒川町のシェルターを、アポも取らず強引に押しかけてそのシェルターを見させて頂きました。
これがUKCさんのシェルターかと僕は初めて見たので、わくわくしながら代表の案内を受けて大型犬の犬舎。中型犬の犬舎。小型犬の犬舎に猫の舎を見てきて、びっくりした。
ここのスタッフがとても頑張っているのが分かったからで、ボランティアの人がここに10人くらいいるらしいのだが、どのゲージもきれいでニオイも少なく犬も猫もみんな元気で、毛並みもきれいでほんとに感心しました。
代表も「ボランティアの人たちがホントの財産だよ!」と言ったのが印象的で、ボランティアの人が本当にみんな頑張っていて感心させられた。中型犬の犬舎に入ったら「遊んでくれ!どこかに散歩に連れてって!」と犬が一匹吠えだしたら、全匹吠え出したから大合唱になった。
小型犬の犬舎ではきょとんとして、おとなしくこちらを見てるこの子たちは、おとなしくて可愛かったな~。代表の奥様に双葉郡(強制避難区域)の犬はきかなくて噛みついてくる子が多いと笑いながら言われて代わりに僕が謝った。あれだけの震災を受けてきた動物だから犬たちにも相当に辛かったはずだと思った。
奥様の写真は撮ってこなかったけど、評判通りの人だった。一緒に伺った井東さんに「奥さんはどんなに大変でも、断らずに必ず面倒を見てくれる」とか、「噛みついたり暴れたりする犬とか、他の団体で引き受けてもらえない犬をここのUKCは引き受けている」ということを僕は聞いていた。
ここだけで360匹のペットの世話は、本当に大変だと思う。僕が行った時もボランティアの女性トレーナーが犬を散歩させていた。一日に何十匹担当するのか聞いて来なかったけど、みんなが手分けして散歩に連れて行ってるのだ。これと同じ規模のシェルターを関西にも持っているって聞いてやっぱりすごいな!って思った。
ストレスからか?噛みつく犬もいて、本当に好き以上の気持ちがなければ出来ない!って、奥さんが言っていたけどいいスタッフの人が集まったと思う。これって代表や奥さんの人柄かも?
写真の彼がUKCジャパンの代表の細さんです。後の2枚はA・B・C・D・E・F棟と分かれて作られていたペットたちの家です。細さんは、また22日に強制避難区域の富岡町で松村氏と会う予定で、今週は僕が福島に行けないので細さんに頼んで松村氏に渡す物を頼もうかなあ?と思ってます。
この日、細さん夫妻は病気の大型犬一匹を自分の車に乗せ、病院に連れて行った。その子だけが病気だったように思うけど、左足の付け根が赤肌で毛がなかった。ここに収容されたばかりの犬だろう。疥癬ではないようなそのような?だったけど早く治って元気になるように願う。
こうしてブログを始めてから全国のみなさんや、動物愛護団体のみなさんに会えたことを素直に喜び、松村も毎日感謝して頑張っています。これからも、ご支援下さいますようにお願いして、今日はこの辺で失礼します。