夢音(ゆのん)~風のおるごーる~ atelier JUNON

~想いをかたちにするために~
天然木を使った、オルゴール作家

春のコート

2024-03-24 09:37:23 | つれづれ
春の薄手のコートが

これは昔とあるセレクトショップにかかっていて一目惚れ。

シンプルなのですが袖の部分に切り替えがあり珍しく

どんな服装にも合うので重宝しておりました。

すごくお気に入りのデザインだったのですが

お気に入り過ぎて

とうとうだめになりました。(笑)

冬のコートで福山に出かけた私はちょっとそれが気恥ずかしくて

小雨ですけど場違いな服装だわと

歩いていて暑くなり

ちょっと困ってます。

何かしらお気に入りが見つかればいいのですけど。

私は洋服は気に入らなければ妥協あまりしなくて

たくさん持ってはいませんが

なかなかお気に入りが見つけられない。

そんな間に季節は進むので困ります。

田舎にいれば作業服ですけど

お出かけする時はやっぱりおしゃれもしたいので。

そんな女心は

年齢を経てもなくならないものですね。

さてさて

どこかで探しましょう。

どこ行こうか?(笑)



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夢の中で

2024-03-24 04:25:16 | つれづれ
夢の中で

私の作品を扱う恩人が

他の方に

「こんなおるごーるを扱ってどうする?このような無名の何にもない作家を相手して人生何が楽しいか?こいつの作品に何の値打ちがあるか?」

と言われて

拳を握りしめ黙って耐えておられる姿だった。

夢の中で私は胸が締め付けられるほど辛くなった。

以前の私ならば

もうやめてしまおうと思うだろう。

夢の中で私は耐えていました。

そして何を想ったか。

それならばこの方が

私の作品を扱って誇りに想えるような

そんな作品達を産み出せばいいではないか?

そう想ったのでありました。

しんどい想いをさせてしまってるなあとつくづく想う時もある。

しかし私は最近はその事についてあまり語らない。

劣等感とか焦燥は何も産み出してはくれないからだ。

逆に黙って作品に向かうことが

それが恩返しになることを私はもう学んでいるので

迷うことはない。

夢の中で私はスケッチをしていました。

鉛筆はかつて父が使ってたような柔らかなものでした。

それを使い柔らかな紙に私は構想を描いておりました。

夢を広げたいんだ

私の作品を人の目に触れる所に引っ張り出してくれた恩人に

私は他には何にもできない。

気を回すような心配りは下手くそで

誇れる何かを持っているわけでもない。

泥の海の中から引き上げてもらい

また

いろんな皆さんからご支援頂き

私は少しずつ少しずつ

手足を得て翼を得るような気持ちになった。

夢の中で私は泣きながら絵を描いていた。

やめない。

どんな事があっても表現はあきらめない。

身体が動き生命続く限り。

私の生命の発露なのだからと想いました。

それを喜びとして

愛を込めて表現していきたいんだ

そう想った。

目を覚ましてベッドの上で、涙が出ました。

表現させてもらえるありがたさをしみじみ感じた。

昨日画廊にいる時お客様から電話がありました。

「ありがとう。あなたの作品で生きる力を得たのよ。またあなたの作品をうちに迎えられるようしたいのよ」

その電話で私は涙が出そうになりました。

いろんな所で出会う皆さんのお心に励まして頂き喜びを得て。

ああ

心の中に

小さな太陽を得たようだ。

静かに燃えている太陽を得たようだ。

恩人や

今まで出会い学べた人々の事や

いろんなお客様たちのお手紙、お励まし

駆けつけて下さる皆さんの笑顔や涙を思い出した。

夢の中で辛辣な事を言われて恩人が黙って耐えていた姿はもしかしたら本当の事だったかもしれない。

時に苛立ち

時に苦しみ

それを何も言わずに育ててくれたのかもしれない。

思い切り叱られた事もある

その喫茶店の前を通るたび

思い出す。

叱られるなど大人になってなかなかあるものではない。

本気で叱られた思い出は私の宝物となった。

そこから作品は変化を遂げた

私は自分の人生に本気になったのだ。

自分の事を好きになり

自分の人生にまっすぐ向き合うようになりました。

いろんな方から

苦しい時に支援頂き、

そしてまたお励まし頂きました

本を頂き涙を流しながら読んで。

与えられた生命

私にできること

喜びを持ちやってみよう

そう想えました。



自分の精一杯を

生命を

自分のできることで燃やして

楽しんで行くこと

色んな方々は何かしら皆さん素晴らしいものをお持ちで

私は昔からそんなものは何もないと想っていました

自信もない、何にもない

そんな世界にいましたが引っ張り出してもらえた。

ああそれならば

表現の翼を広げ

もっともっと豊かなあたたかい広がりのある世界を生み出したい

いろんな人々に支えて頂き

喜びを得たのなら

人々の心に灯をともせるような

そんなあたたかい作品達を生みだしてゆきたい

それが私の人生のたったひとつのめあて。

他には何の欲もない。

人をうらやむ事ももうなくなりました。

今の私にあるものは

表現できる幸せでした。

その幸せひとつを大切に醸成させて

表現していきたい。

夢から覚めてそれを想い

もう少し眠りたいなと想っている早朝。

いろんな御縁の皆さんに感謝。







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