暑い一日だった。 この暑いのに、一日中体育館の中で試合を続けた。
ペットボトル500ccを二本飲んで、昼食は終るまで摂れなかった。
ワンセット、ワンセット、辛抱を重ねてやっと勝利を勝ち取る。 無の時間。有るのは自分との戦い。 「カットマンは表情を顔に出してはいけない! 例え、シマッタ~と思っても、ポーカーフェースを通しなさい。」 そう教えられてきた。
黙って黙々とカットを繋げて行く。 オフェンスとディフェンス。 守り抜くのがカットッマン。 一本でも多く守りきりなさい。 亡くなった先生にそう指導された。
何時の間にか、心に驕りが出ていた。 「守るのは嫌だ・・・・」そう思った時、我慢が出来なくなっていた。 基本に戻って、静かに守り続けた。 表情を変えず、一心に自分を信じて球を追う。相手が打てば、守る。 絶対に此処だけ!と思った瞬間にオフェンスに転じる。 吹き上がる汗も疲労も、相手も同じはず。 ならば後はどれだけ私が多くの辛抱が出来るかに掛かっている。
「カットマンを打ち抜く事は難しい・・・・」相手にそう思わせた瞬間、私に「勝利の女神が微笑む」はず。
家に帰って、トマトやお花を見回る。 ささくれ立った闘争心が静まる。 大きくなったトマト。 じっと見ていると心が和む。 家に入ると、キャビン&けん太が大喜びで出迎えてくれた。 両脇にキャビンとけん太が居る。 一緒にイチゴを食べる頃、普通のおばさんに戻ってる。
「クリサンセマム マウイ」 新種を見つけた。 マーガレットとは少し違う可愛さ。
ペットボトル500ccを二本飲んで、昼食は終るまで摂れなかった。
ワンセット、ワンセット、辛抱を重ねてやっと勝利を勝ち取る。 無の時間。有るのは自分との戦い。 「カットマンは表情を顔に出してはいけない! 例え、シマッタ~と思っても、ポーカーフェースを通しなさい。」 そう教えられてきた。
黙って黙々とカットを繋げて行く。 オフェンスとディフェンス。 守り抜くのがカットッマン。 一本でも多く守りきりなさい。 亡くなった先生にそう指導された。
何時の間にか、心に驕りが出ていた。 「守るのは嫌だ・・・・」そう思った時、我慢が出来なくなっていた。 基本に戻って、静かに守り続けた。 表情を変えず、一心に自分を信じて球を追う。相手が打てば、守る。 絶対に此処だけ!と思った瞬間にオフェンスに転じる。 吹き上がる汗も疲労も、相手も同じはず。 ならば後はどれだけ私が多くの辛抱が出来るかに掛かっている。
「カットマンを打ち抜く事は難しい・・・・」相手にそう思わせた瞬間、私に「勝利の女神が微笑む」はず。
家に帰って、トマトやお花を見回る。 ささくれ立った闘争心が静まる。 大きくなったトマト。 じっと見ていると心が和む。 家に入ると、キャビン&けん太が大喜びで出迎えてくれた。 両脇にキャビンとけん太が居る。 一緒にイチゴを食べる頃、普通のおばさんに戻ってる。
「クリサンセマム マウイ」 新種を見つけた。 マーガレットとは少し違う可愛さ。