Tokkoちゃんの気まま日記

感じたままに~ 心のままに~ 好き放題書いてます

見知らぬ人

2005-12-10 16:21:29 | 日記
 朝、西○石行きの電車乗った。 向かいの座席に、今にも横に倒れそうなくらい爆睡してる人が居た。 中年と言う程では無いが、青年というには年を喰ってる。
とっても失礼かもしれないが「草臥れたホスト」というイメージがピッタリ
 と言うのも、「シャネル」の紙袋を持っていたから。
普通の男性がシャネルの紙袋を持ってるのは、余り無いように思う。着ているのも俗に言う「黒服」のようなものを着て、マフラーを巻いてるだけ。 コートも着ていない。

 有る駅に着いた所で、かの男性がやや覚醒したようで、体勢を立て直した。
その途端に、( ̄¬ ̄) よだれがタラ~~リ  
わお~と思った。余りにも情けない。。。。。 余程疲れているのだろう。
丁度その駅から乗って来て、私の隣に座った初老の男性が思わず顔を顰めた。
その後も、涎を垂らしつつ爆睡してる様子。 一体何処で降りる心算?と思った。
もう直ぐ、終点の西○石駅だし・・・・・
終点と気づいたら、どんなにか慌てるのでないか・・・・・

 車内アナウンスで、「まもなく、終点西○石です。この電車は西○石までの運転になります。」と言っても、一向に目を覚ます気配も無い。
電車がホームに滑り込み、乗客は出口に移動を始めた。 私も、気にはなるがジッと見てる訳にもいかない。

 すると、彼を見ては顔を顰めていた初老の男性が、ツ~と近寄り、肩を揺すぶり「おいおい」と声を掛けるのが見えた。
ほおっておいても、車掌さんが起こすだろうが
『親切だなぁ~』と思った。

 見知らぬ男性の日常に、ちょっとだけ推理を働かせてみたひと時でした。