ヒッキー

　何でも略して言う　若者言葉で言えば　ヒッキー　（引き篭もり）　
そんな風になるには、やっぱりそれなりの　心の傷　を抱えているんでしょうね。。。。
私の従弟にも一人、3５歳にもなって無職のヒッキー君が居ます。
薬剤師と言う立派な肩書きを持ちながら、以前は６年、2年働いて、又もや3年ヒッキーです。
60歳を超えた叔母が一人で働いて、生活を支えています。
叔母に、もしもの事が有ったらどうして生きて行くのやら・・・・・

　職場にも2人、ヒッキーからの脱却目指してる子が働いてます～～
でもやっぱり、奇異な言動が見られます。
心の傷がそうさせるのでしょうか？　専門家では無い私には、解かりません。
先ず、言葉のキャッチボールが出来ません。
何気ない一言に、物凄く拘って、前に進めない様子を見せます。
突然、「僕はお金の為に働いているのでは無い。社会に貢献する為です」
と言い出したりして、周りがドン引きに成る事も。。。。。。

　両親が離婚する時、父親からも母親からも、引取りを拒否されたのがヒッキーの切っ掛けだったり、学校で虐められてヒッキーになったりと
二人には其々の事情が有るようです。
しかし職場では、皆がしんどい仕事を抱えています。
彼らが立ち止まってしまうと、当然のように苦情が出たり、批判が出たりします。
誰しも、何故自分が彼らの為に、しんどい思いをしないといけないの？と疑問・不平が湧き上がるんですね。
そんな子を雇う方が可笑しいんだと、言う人も出てきます。
優しく接するには、職場の環境が厳しすぎるんです。
悲しいけど、優しく接する為には、心の余裕が必要なんです。

　きのうもその事で揉めました。　
「私はあの子の母親じゃあ無いんだから！仕事で甘えないで欲しい！」
と言い出す人が居て。。。。。。。
私も、怒る人の気持ちも解かりますし、不安を抱えてるだろう彼らの心も解かります。
TVドラマのように、優しい人に囲まれて、障害が有っても温かく見守られるなんて、中々無いんですよね。