赤ワインとイチジク＆胡桃のパン

　最近よくやるのが、珍しいレシピを見つけると
先ずは、ベーカーズパーセント　を使って分量を換算してみる
今は、ホームベーカリー用のレシピも多いのでそのままでは使えない事が多い

　今回のレシピも、粉250ｇに対して　ドライイースト3ｇはいかにも少ない
これをいくらに修正するかで、出来上がりが大きく違う
その時に思うのは、このまま信じて作ってる人はきっと困るだろうな～という事

　思う様な出来上がりにはなって無い筈
何故そんな配合を配信してるのかな？と言う疑問
とにかく作ってみなくては解らない事が多い

　今まで作ったレシピを参考にして、イースト量を5ｇに修正
でも、赤ワインなんて使った事が無いものを水分とするのだから
其処に、3ｇで良いのかもしれない落とし穴が潜んでいるかもしれない

　赤ワインは、150ｇを半量にまで煮詰めてアルコール分を飛ばし
水で同じ分量に戻すやり方だ

　焼き方も、ごく普通に焼くレシピだが
こんな大きなパンをフランスパン粉で焼くとなると
ずっしりと重くなる可能性が大きい
少しでも膨らませるために、蒸気焼成にしてみる事にする

　8時30分頃から始めて、11時には焼き上がった
大きな成形は、ベンチタイムや二次発酵・焼成には時間が掛かるが
分割したり、一つ一つを成形しない分時間が短縮される

　中まで冷ますには、2時間は掛かる
夜中にはなるが、丁度まりなの動きで目が覚めた
寒いけど思い切って起き出し、袋に入れる
まだ良い匂いが漂っている
朝、食べるのが楽しみになる

　翌朝、スライスしてちょっこっと写真などを撮る
オムレツなどのサイドメニューを作って、いざ試食～～

　砂糖は、きび糖と言う指定だったからその分甘さを感じる
イチジクだけだったレシピも、イチジク70ｇ　クルミ50ｇ　に換えた
これでイチジクだけだともっと甘くなりそうだ

　肝心の赤ワイン、甘口を使ったせいか　渋味　が無い
それに、赤ワインを使っていますと言わなければ解らないのが残念
色も、全粒粉を30ｇ使っているせいで真っ白では無いが
赤ワインの色味が出ているようでも無い

　次回は、赤ワインの量を2倍にしてみてはどうかな？と主人に相談すると
「何でも遣ってみると良いよ」と言ってくれる
ワインも、もう少しワインらしい味の高級なものが良いのかもしれないな


　でも、食べてみると膨らみ具合も良いし
表面は硬めで、中は柔らかくて美味しい
3ｇを5ｇにした弊害も全く出ていない（イースト臭く無い）

　良い感じのレシピに纏まりそうです




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