Tokkoちゃんの気まま日記

感じたままに~ 心のままに~ 好き放題書いてます

正しかったと信じよう

2019-02-12 10:03:15 | 母便り
 最近のおじさんは、私が出勤した日に主人と話しに来る
初めは、私の 被害妄想 かも~って思っていたが
何事も冷静に分析する主人さえ、留守を狙う説 に異議を唱えない
完全に動きを読んで遣って来る
多分5分とは狂わずに出勤する私を観察していれば解るんだろう~と主人は言う

 つまり、おじさんの憎しみは私に集中している
人として、決して良い気分で無い
でも、誰かを恨まなくては堪えられない部分も有るだろう

 一年半前、私が強引に受診させなけば命を落としていた事は忘れたようだ
正月2日から、救急病院に付き添った事も
有休を取って入院させ、入院準備も全て遣った
退院の迎え・医師との話し合い・退院後の点滴の付き添い
して貰った事は全て忘れた
覚えているのは、私の口から
「そろそろ、今後のご自分の身の振り方を考えて下さい」
この言葉だけになっている

 そうなって身内に電話してみると、電話に表示される番号や名前で
受話器を取る事さえして貰えなかったそうだ
何をするのも身元保証人が必要になる
誰にも頼む当てが無くなった
(それも私の所為なの?)

 お金で契約して身元保証人になってくれる会社が見つかった
私も主人も、何時何時までに出て欲しいと決して期限は切っていない
恐らくは、義理の娘に追い出されかけているが当てが無いと言う事にしたのだろう
順番待ちを飛ばして、権利1位 にして貰ったそうだ

 今日、施設に持っていける範囲の道具が運び出される
そしてバレンタインの 14日 ご本人も入居先に行かれる
残った道具は、処分では無く 売ってしまった
10年使ったクーラーも
「俺が取り付けたから売って行く」
と言い放った
そしてこっそりと主人に
「風呂の給湯器もまだ使えるから買い取ってくれ」
と言ったそうだ
流石にそれは身元保証会社の人から
「〇〇さん、最初の給湯器を使われて故障したのですから替えた物迄売り付けるのは非常識です」
と窘められた
正式に契約して、然るべき補償金や敷金を預かり相場の家賃を頂いてはいなかった
固定資産税と火災保険代が賄える程度の家賃だけだった

 それでも、とても惨いことをしたようで、心が痛んだ
しかし、このまま我が家所有の家で 認知症・脳梗塞 等の病気になられ
自分の判断で終の棲家を決められなくなったら・・・・・・
其の時になって、身内の方から拒否されたら・・・・・
誰が終の棲家を決められるだろう
惨い様でも、判断力の残っている今
自分の判断で決めた所で、新しい生活を始められるのは正しい選択だと思う

 その選択をして貰う為に、母が入所した半年後に
「母も施設に入りました、おじさんもそろそろご自分の終の棲家を考えて下さい
母の様になったら、自分で決められなくなります」

 私がそう言った日から、私に憎しみを持ったのだろう
それが辛くて、大きなストレスになった
「例え今は憎まれても、誰かが言わなくてはいけない事だったのよ」
そう言う妹に
「だったら貴女が言って憎まれれば良かったのに・・・」
とも思った(苦笑)

あと数日になって思うのは
「これで良かったのだ、自分で自分の事が決められたし、電話も取ってくれない身内より
お金は掛かるけれど、身元保証会社も見つかった
私の判断は、酷い事のようで絶対に必要な決断だったのだ
私は心が狭いかもしれないが、母と不倫で駆け落ちした人の 「下の世話」 までは出来ないのだ
出来もしない事は、「引き受けられない」 と早くに意思表示したのは正しい判断だと信じよう

 人間には生きて来た道が有る
選んだ道で、決まってしまう事は有る
おじさんと母も、選んだ道に従って最後まで歩いて行くしか無い
そう思って、私も進んで行こう
後悔や自戒に囚われないで・・・・・・