今日は従姉が訪ねてくれる予定。 近くまで来る旦那様の車に便乗できる事になり
帰りも拾って貰えるらしい。
従姉と私は訳あって、母方の祖父母の下で姉妹のように暮らした時期が有る。
朝、祖父にきちんと挨拶をするとその日のお小遣いを渡される。
二人して、祖父のお店で働くお兄ちゃん達が呼びに来るまで
近所のお宮さんなどで、日がな一日遊んだ記憶が有る。
週に何度かは二人で、日本舞踊も習いに行った。
お稽古が終わると、ご褒美に クラッカー を貰った。
そのクラッカーを食べ飽きて、小川に流した事が。。。。。。
すると、私達が戻るより前にそれが祖父の耳に入っており
二人して、祖父の前に正座させられ「食べ物を粗末にするな!」
と豪くしかられた。
流石に私の親も、就学期になった娘をそのまま実家に預けて置けなくなり
私達は、滅多に顔を合わせなくなった。
それでも、幼い頃の記憶は私達を 「近しい存在」 として位置づけている。
主婦として母として忙しい間、私達は又しても疎遠になった。
そして又、時間は私達に 「姉妹の時間」 をくれるようになった。
私達には共通の思いが有る。 心に抱え持つ共通の思いが。。。。。
何時も笑顔を絶やさない従姉の心に、パックリと開いた暗い穴・・・・
誰も埋める事の出来ない深い穴・・・・・
従姉も私の中に、同じ穴を見ているに違いない。
帰りも拾って貰えるらしい。
従姉と私は訳あって、母方の祖父母の下で姉妹のように暮らした時期が有る。
朝、祖父にきちんと挨拶をするとその日のお小遣いを渡される。
二人して、祖父のお店で働くお兄ちゃん達が呼びに来るまで
近所のお宮さんなどで、日がな一日遊んだ記憶が有る。
週に何度かは二人で、日本舞踊も習いに行った。
お稽古が終わると、ご褒美に クラッカー を貰った。
そのクラッカーを食べ飽きて、小川に流した事が。。。。。。
すると、私達が戻るより前にそれが祖父の耳に入っており
二人して、祖父の前に正座させられ「食べ物を粗末にするな!」
と豪くしかられた。
流石に私の親も、就学期になった娘をそのまま実家に預けて置けなくなり
私達は、滅多に顔を合わせなくなった。
それでも、幼い頃の記憶は私達を 「近しい存在」 として位置づけている。
主婦として母として忙しい間、私達は又しても疎遠になった。
そして又、時間は私達に 「姉妹の時間」 をくれるようになった。
私達には共通の思いが有る。 心に抱え持つ共通の思いが。。。。。
何時も笑顔を絶やさない従姉の心に、パックリと開いた暗い穴・・・・
誰も埋める事の出来ない深い穴・・・・・
従姉も私の中に、同じ穴を見ているに違いない。