妹

　日本の新幹線は凄いです
今まさに岡山に台風が近づきつつ有るにも関わらず
山陽新幹線は、時間通りに運行しました

　母の誕生日に合わせて、妹が台風の中神戸に到着
久しぶりに顔を見てゆっくりと話せました

　妹は認知症の人が暮らす施設で、ヘルパーの仕事をしています
ですから、母の様子を見ても余り驚きはしなかったようです
母には、姉妹でテレビをプレゼントしたのですが
初めは、
「大きなテレビを有難う」
と言っていましたが、段々と
「うちのテレビ、大きくなったのよ～」
と変わりました
もう、プレゼントだった事は忘れたようです（爆）

　私達は三姉妹なのですが、母の愛情は末っ子だけに傾いています
今回も、台風をついて来てくれた娘を泊める用意も無かったのには驚きました
一番愛情を注ぐ娘が、現れないことをどう思っているのでしょうか～
何を大切にしないといけないかを解っていないのは残念な事です

　私もまさか妹を泊める気が無いとは思わず
こちらで布団を干せていなくて、申し訳け無いと思いました
朝食も、我が家で一緒にと言っておいたのに
呼びに行くと、もう済ませたという返事
「夕食の時に、朝の事も言ったのに～」と言うと
「今朝は凄く早くから、お腹がすいたと言って利かないので・・・」
とおじいちゃんが言う

　末っ子が遊びに来たときは、何も言わなくても自分の家の方に布団を用意してたし
朝食も一緒に拵えて、皆で食べたいと希望してきたのに・・・・・
私は子供は一人ですから、これほどまでに傾く親の愛情が理解できないのです






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