人間性

　きのうは体調が悪く、残業もしたくなくて
早く帰りたい一心でした
お蔭で仕事も少な目で、何時になく早く帰れそうで嬉しかったのですが・・・・

　もう仕事も終わり今なら残業にも成らなくて良いと思える時間
所が、何時も残業したがる同僚は
何故か帰ろうとしません
何だかんだと言って、用もないのに店内に・・・・・
私は、もうほおうって置いて帰りました

　何故あそこまでするのかと、他人事ながら情けない気分でした
勿論、お金の欲しく無い人はいません
でも、プライドと自分の人間性において
捨ててはならない一線は有ると思っています
　
　その一線を越えると、人は人間性を疑われます
人間性を疑われると、信頼を取り戻すのが難しくなります
私は彼女を見る度に、「そんな人」なんだと思ってしまいます

　本当は違うかもしれない
でも彼女が垣間見せるそんな顔が
彼女に対する信頼性を失わせてしまいます

　彼女に対して、どんな風に接したら良いのか・・・・
同僚ですから、無視することは出来ません
でも、彼女を疎ましく思ってしまいます

　主人は、
「色々有るんだろう、他人は他人さぁ～」
と言います
そうなんですが・・・・・

　人間は、自分の汚い面を知っています
でも、その面をなるべく出さず
向き合いたくないと思っています
彼女を見ると、その向き合いたくない面を
嫌でも見てしまいます
それがきっと嫌なんでしょうね





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