厳しい残暑が続いていますが、夜のなるとコオロギの声が響き渡り、ほんのちょっぴり秋の気配を感じます。
昨夜は、台所にコオロギが一匹迷い込んできました。
菜園の夏野菜も、ここへ来て、わずかながら収穫量が落ち着いてきたようにも感じられます。
夕方帰宅後、急いで菜園に駆け付けるのですが、「秋の日はつるべ落とし」、あっと言う間に薄暗くなってきてしまいます。
咲き誇っていたヒマワリも、夏の終わりの訪れと共に、種になりつつあるものが、増えてきています。
咲いているものも、この暑さで、少々ダレ気味です。
ふと見れば、白ユリが咲いていました。
雑草と枯れたヒマワリが目立つ菜園の中で咲くユリは、なんと毅然として清々しい姿でしょうか。
「あっ、ここにもユリが・・・。」と私が叫ぶと、
「それは、ユリじゃなくて、ヒガンバナだな。」と主人。
もうそんな季節なんですね。
それにしても、りっぱなヒガンバナですね。
私には、ユリと見分けが付きませんが・・・。
植えた主人が言っているので、ヒガンバナには相違無いのでしょうが・・・。
風で揺れるので、茎を手で持って写真を撮ったら、手も一緒に写ってしまいました。
体感的には、ほとんど真夏と変わり無いように感じますが、虫や花達は、ちゃんと秋の訪れを感じ取っているようです。