オーバード・ホールで、「ME AND MY GIRL」を観て来ました。
去年の「ハロー・ドーリー」に続いて、今回も富山出身の元宝塚スター、剣幸さん主演のミュージカルです。
休憩を含めて、3時間15分の公演でした。
かなりの長丁場でしたが、あっと言う間に過ぎた楽しい時間でした。
5回公演だったのですが、出演者の方々のタフさは、流石です。
剣幸さんは、去年のハロー・ドーリーは女性役でしたが、今年のME AND MY GIRLは、ちょっとお茶目な若い男の子の役で、私的には、やっぱり断然男役の方がハマってるなぁと感じました。
脇を固めるのが、宝田明さんと中尾ミエさんという事で、とても豪華な顔ぶれでした。
取り分け宝田明さんのいぶし銀の演技は圧巻でした。
かなりのお歳とお見受けしましたが、そのバイタリティには驚かされます。
1幕の最後の場面で、出演者の皆さんが客席に降りて、通路を歌い踊りながら歩くシーンでは、手の届く距離で、間近で大スターを見る事が出来、最高の盛り上がりとなりました。
本当に、夢のような一夜でした。
また、舞台装置の滑らかな変化にも驚かされました。
音も無く、全く違和感無く、様々に変化するのは、オーバードホールならではのものなのでしょうか。
幸せ一杯のハッピー・エンドで、心がとても満たされました。
帰りの車の中でも、運転しながら、音楽が頭に鳴り響き、顔が自然にほころんで来ました。
去年のハロー・ドーリーは、好評により、今年の夏に再演が決まったそうです。
また、東京公演もあるそうなので、東京近郊の方は是非ご覧ください。