特殊清掃「戦う男たち」コメント公開

戦友の意見交換の場として公開しています。

目に汗、心に涙(公開コメント版)

2007-08-27 07:03:00 | Weblog
私は、歳を負うごとに涙もろくなっている。
ちょっとしたことでも、すぐに泣いてしまう。
どうしてだろう・・・自分でも分からない。
昔は、Cool&Dryを誇っていたくらいの私なのに。

blogの書き込みにもちょくちょく泣かされる。
こんな堕blogでも、それをヒントにして生きる術を模索してくれる人がいることに、目頭が熱くなる。
それは、安堵や喜びの涙ではなく、感謝の涙。
「こんな俺でも、少しは生きている価値があるんだな」
と思わせてくれる感謝の涙だ。
私にとっては、自分の存在価値を感じられることは滅多にないことだから。

その他の場合では、人に優しくしてもらったときも弱い。
私自身が、人に優しくできないタイプの人間だから。
そして、人が人に優しくしている時・・・人のために、よろこんで自分を犠牲にしている人の姿を見るときは、涙腺をくすぐられる。
私自身が、自分のためにしか生きられないタイプの人間だから。





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9 コメント

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わかります (亀谷)
2007-08-27 09:39:27
重いですね。でも大事なことですよね。わかります。隊長の気持ち。
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SOS (あーさん)
2007-08-27 18:10:02
日本で一日に約100人もの自殺者が発生している現実を見れば、隊長の書かれていることが決して空想の世界の出来事ではいことがわかります。

SOSを発しても無反応な社会、SOSを発することもできない社会になっているのでしょうか。

自殺現場は隊長にとっても負荷が大きそうですから、少しでも減ってほしいです。
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いつも読ませてもらって感謝 (海底人)
2007-08-27 18:21:30
今回の話もいいですね。
隊長の優しさは伝わって来ます。
コメしない読者もそうとう居ると、
思います。
これからも続けて下さいね。

自殺は国家や社会の責任だと、
思います。
若者の自殺、
本当に滅入ります。
高校時代の級友にも自殺した、
仲間が居た。(受験ノイローゼ?)
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Unknown (きよ)
2007-08-27 22:50:21
隊長のお言葉にいつも「もう一頑張りしてみるか」と勇気付けられている一人です
自分の価値を見失ってますが、「誰かのために生きなければならないもの」
今日は、そのお言葉を受け取りました
ありがとうございますm(__)m
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ありがとう (鬱ってる私)
2007-08-27 23:11:46
隊長さん、数日かけて、全て読ませて頂きました。
時にユーモラスに、時にシリアスに、
文章表現の上手さに感嘆しています。

私は、遺体の腐敗した匂いを20年以上忘れずにいる人間です。
甘い(私だけ?)ような、ツンとくるあの匂いを鼻が覚えています。

隊長さんとは、ほぼ同年齢です。

あなたのブログに出会えたお陰で、
死を選ぶ事をやめた私です。

兄の自殺以来、自殺を考えて何年も生きてきました。
でも、隊長さんのブログに出会えて、
いかに多くの人に迷惑をかけるかを知りました。

生と死を考える為に、そして生活していく為に、
私は葬儀屋に転職しようと、決めました。

隊長さん、私のブログに勝手にリンクをさせて頂きました。

今後も、お体をご自愛しながら、
無理せずあなたらしく生きて下さい。
ありがとうございました。



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充分に (一風)
2007-08-27 23:51:45
隊長は生きてる価値がありますよ!!!
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親の気持ち (Unknown)
2007-08-27 23:55:47
仕事柄、家主が故人になられた・施設に入られた等で取り壊しになる家から『ゴミを減らしつつお金にしてあげる』と称して売り物になるものをいただくために家捜しみたいなことをするのですが。
体が言うことを利かなくなったからというだけでなく、戦争体験者(モノを捨てられない時代の人たち)や痴呆だったりするので凄まじい量のモノが山積みになっていて。
子供の小さな頃の絵や賞状、写真、手紙はもちろん、こんなものまで?ってものまで取っといてあるんですよ。
だからこんなトラック何台・何トンコースのゴミ屋敷になるんだよ!とぼやいたら、一緒に作業をしていた年配の方に「親ってのはそういうもんだ…」と言われ、あぁまだまだ子供なんだなぁと反省したばかりでした。
ましてや子供が先に、ましてや戦争に行かされてとなると…と思っていましたが自殺で液状になって…はほんと、やりきれないですねぇ。
自殺を考えてる人たちがここを見て思いとどまってくれたらなと思います。


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数年前 (TK)
2007-08-29 18:50:16
数年前我が子の葬式(事故死)に参列してくれた友達の
子どもの葬式に半年後に参列しようとは・・・
未だに口をつぐんで何も語らない友達。
まさに今日の記事そのものの両親です。
手紙なんてそのもの。
お父さんの雰囲気&お母さんの雰囲気、
多分他人の空似でしょうが、まさにそういう状態だったと
想像ができます。
遺影は成人式の時のものでした。
頭のいい自慢の息子だったのに・・・自ら。
我が家は生きたかったのに生きられなかった。
世の中って無常ですね。
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応援 (応援団旗手)
2007-08-29 23:00:59
負いすぎて潰れんなよ!

隊長は強いな!
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