玄関前の敷石工事もきょうで3日目、順調に進んでいます。
誇り高き男は埃をかぶって石を切ります(失礼!)。
4cmの厚さで結構堅いのです。切るのも大変、丸く切るなどは至難の業です。
HPには琥珀石はあまり出ていません。
琥珀石の作品(宮城県名取市の石材店)
石(角板)が不足したので、目地の下塗りが始まりました。
今日はここで作業は終わりです。
明日は目地の仕上げをし、第一期工事の完了です。
不足分の石は11月中旬に中国から横浜港経由で届き、それ以降の工事で完了します
門もその時に完成するそうです。
理想的には、中央の乱ばりと脇の延板ばりの高さの差は1.5cmにし、2段階の差で全部で3cmにすると(4cmの板の厚さがあるのでOK)陰影が出、立体的造形の素晴らしさが感じられるようになると思います。
しかし、「段があると歩きにくい」とか、「つまずきそうで危険」というこの玄関を通る人の声が聞こえそうで、段差は全て3~5mmとし、つまず(躓)くことのないようにしました。
(「用」と「景」の割合で意見が異なった茶人の話を思い出します。・・・今の私は「用」6分、「景」4分の千利休の考え方をしています・・・最近はいつもそうです。)
玄関は多くの方をお迎えする所、我が趣味にだけこだわる訳にはいきません・・・(大所局所から考えて、併せ呑んで)
今日目地塗りを一緒にやってみました。
できることはできるのですが、プロの方とはスピードも仕上がも、1/3位のできです。
明日も挑戦し差を1/2位にしたいのですが、仕上げの明日も私に塗らせてくれるでしょうか