今朝の玄関前の石敷きの様子です。写真上の乱ばりの部分が、手前の角板の延べ段の部分より5mmくらい高いのです。
ところが、おかあさんがこんな所を見つけました。中央の丸い小さい石は、右の「延べ段」よりいくらか低いのです。予定とは逆になっているのです。
今朝は、作業の人3人と「石のむろじ」の若旦那さんが来てくれました。若旦那さんに話すると、すぐに取り外して高くするよう指示してくれました。他に高さがあまり感じられない所を4ヶ所位直してくれました。
・・・良かった、良かった
さて今日は、若旦那さんは門に入れる照明を電気屋さんと打ち合わせしました。
台所のスライダックス(調光器)で、明るくもできるようにすることにしました。
作業の方は終日、目地(めじ)塗りです。
私も目地塗りを頑張りました。
かえって、邪魔になりそうで(仕上げをしてもらわないといけないので)私もやりたいと言えないでいたのですが、午後になり今日一日でできそうにないことが分かり、私もやることにしました。
水をかなり控えてねったモルタルを、細い鏝(こて)を使って、目地に入れます。それを最後に水を含ませた刷毛(はけ)でなでて仕上げるのです
問題は、石と石の間にどれ位入れるかです。
ベテランの職人さんに「これ位でいいですか」と聞いてみたのですが、教えてくれません。
「やってみないと分からない」というのです。
意地悪をしているのではありません。まさにその通りなのです。 程よくモルタルが入っているように見えても、鏝でしっかり押したのか、ただ軽く入れたのかで、後で水を含ませた時に違いがでます。
軽く入れただけでは水を入れるとずっと引いて足りなくなってしまいます。
やはり「繰り返し繰り返しやってみて初めて分かる」のです。
若い職人がベテランの職人にセメントを練っていて「これ位で良いですか(砂や水の量が)」と聞くと、「適当に」とたった一言、若い職人は「はい」と言って自分で決めていました。
私は、「適当に」と言われた時に、若い職人にちらりと嬉しそうな表情が見えたように思いました。
「任せられた嬉しさ」なのでしょうか。私も「任せられる人」になりたいものです
暗くなってからは、照明をつけて作業が続けられました。
残念ながら、目地塗りの仕上げが半分ほど残ってしまいました。責任者の高橋さんは、会社に都合をつけてみますとのことでした。
そして、帰り際会社の日程の都合がつかない場合は、「日曜日に自分1人で来ます」 と話して帰りました。
なんと責任感の強い方です。
こんな人に仕事を任せていると本当に安心です
追伸 夜8時過ぎ八HIROさんたちが、青森・弘前経由で遊びに来ました。久々ににぎやかな、きりたんぽの会食でした