朝日が昇る前の大宮駅。通勤していたころを思い出す。
宇都宮 福島を通過して遠くの山に雪模様
角館に到着する頃には近くの山も畑も川も町も雪化粧。
駅から降り立つと墨絵色のなじんだ景色が目に映る。
空も青空から鉛色。これも雪国ならではの風情。
歩く人が雪に難儀しないように昔からあるがんぎ。
角館の武家屋敷をイメージしたような斬新ながんぎ。
下のほうが、昔からの懐かしいがんぎ。
(私の故郷ではこのがんぎが駅からおよそ2キロメートル続いた。)
道の雪はすぐさま除雪される。
降り続くと厄介になる。
だから一歩裏手や私人宅はこの通り。
女も年寄りも自分で除雪するしかない。
いよいよ武家屋敷
桜の頃の華やかさを思い浮かべつつ歩くのも楽しい。
おもいがけず、もみじの紅葉に出会えた。
急な積雪に紅葉もびっくりだっただろう。
こうして 春の桜の満開の美しさとは一味違う、
雪の白さと紅葉の差し色で美しい武家屋敷に出会えた。
いっぱい写して楽しんだ後は
駅にお願いしていた駅弁を受け取って新青森行きの新幹線こまちを待つ。
地方鉄道の駅舎。
そして 旦那さんが心待ちしていたお弁当タイム。
アワビお弁当
新青森駅から奥羽本線と青い森鉄道に乗り換えて浅虫温泉へと。
旅館の前には除雪ダンプ。