走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

山頭火が選んだ松山とは...

2009年12月08日 01時04分09秒 | つぶやき
 昨日に引き続いて、「松山人はやさしくないか」について言い訳のような話を展開しようと思う。

 山頭火は、最後の死に場所をこの松山に選んだ。

 全国を放浪し続けた山頭火がついに終焉の場所として選んだのが、この松山だったのである。
この地が近代俳句の中心地だったということと、自由規律句の旗手と言われた山頭火を温かく迎える仲間がいたこともその理由の一つになったのだろう。

 あれだけ放浪と安住という二極のはざ間でゆり動いた山頭火が、この地を最期の地として選んだのは、そこに住む人のやさしさが前提になければ決して選んだりはしないのである。
 
 本当に言い訳がましいが、松山人は、本当は優しいのである。

 「ひよいと四国へ晴れきってゐる」 山頭火