走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

引き際の大切さ

2012年09月14日 23時50分29秒 | 考え方

 NHKの連ドラの「梅ちゃん先生」の中で主人公の父親、下山健三が引退するくだりがある。

 教え子の松岡医師がアメリカ留学から帰国し、その成果を発表するところを見ながら引退を決意する。
 引退後の生き方として、名誉教授という道があるのだが、彼はこれを固辞する。

 人はやってきたことが深ければ深いほど、その仕事に固執してしまう。

 主人公は、後進の邪魔になることを嫌う。
 自分の使命は、後進育成にあるとキッパリと言い切る。
 また、知恵を継承することに本来の意義があるという。

 「後に続くものを育てたら、年老いた者は潔く身を引く。
  そして、知識や経験を人から人へと受け継いでいかなければならない。」という台詞がずしりと響く。

 わかっていても言えないし、まして行動に移せる人は少ない。

 だからこそ、引き際が肝心といわれるのだろう...