先日、恥ずかしがり屋さんの父ちゃんが、
珍しく人様のブログのコメント欄におじゃまして、
父ちゃんは子供の時、選挙の車が通って、
「ご声援ありがとうございまーす」って聞こえてくると、
近所で五千円あげてる人がいるんだと思ってました。
という貴重な体験談を披露したところ、
「ネタですか?」というツッコミが入ってしまいました。
いやいや、残念ながら歴史的事実です。
頭も耳も弱い子でした。
父ちゃんは、漫画家志望でしたからね、
絵がへたくそなんで諦めましたけどアイデアはバッチリなので、
もしネタでいいなら10倍面白いのを発表できますよ。
「五十万円あげてる人がいると思ったあ!!」
とかね。
絵もアイデアもまんべんなく駄目ですかね。
しかも計算間違ってますな。
ついでに発表しますけど、お茶飲み友達のゴクツブシは、
トラックがバックするときの音が、
「バックシマス、バックシマス、ゴヂュエンクダサイ。」
って聞こえてたそうです。
子供の時ってのは、語彙が少ないから
無理やり知ってる言葉に置き換えちゃうんでしょうね。
テレビのニュースで、真面目な顔した大人の人が、
「ウンチン値上げ」なんて言ってると可笑しくってしかたなかったし、
「解ケツのメド」なんて言われたら次の日まで笑ってたもんです。
そうそう、「むしのこえ」っていう童謡あるじゃないですか、
あれの ♪ああ面白い虫の声~♪ ってところを、
「青も白い」っていう意味だと思ってたんですよ。
「俺様が黒と言ったら白いもんも黒なんだあ!!」
って感じのマツムシが、有無を言わさぬ勢いで
ちんちろちんちろ鳴いてる様子を
歌ったものだと思ってましたので、
むやみに大きな声で威勢よく歌ってましたが、
それでは、秋の風情も何もあったものではなかったというわけですね。