ばか親日記 めんどうくさがり

去年の正月に父親が他界しまして、母親の身のまわりの世話をするために実家に戻った父ちゃんです。

実家に戻るにあたり、東京の小学校でつまらなそうにしていたみんみを連れてきて、父ちゃんが通ってた小学校に通わせてるんですが、そこでの様子は昨日のブログに書いた通り。
ただ、書き方が悪くて無駄に人様にご心配をおかけしたようなので、ちょっと丁寧に書き直してみることにいたしました。

結論から言えば、いじめなのかどうなのか実態は不明。
しかしみんみ自身は、どちらにせよまったく屁とも思っていないようです。

これは、赤ちゃんの時から父ちゃんがそばにいて英才教育を施した結果、
「フォークソングは素晴らしいけどJ-POPはバカの歌」
「ボードゲームはおもしろいけど、ビデオゲームはバカのおもちゃ」
「最初のガンダムは感動的で、新しくなった妖怪ウォッチはバカまる出し」
「カラオケはOK、パチンコはバカ」
「黄色い車に乗ってる人は微妙、車間距離開けずに後ろについて来る人はバカ」
というふうな価値観が出来上がってしまい、
要するに、「自分と話の合わない子はバカなのだから、付き合わずにいられてむしろ幸せ」ということになってるからなのでしょう。

決して父ちゃんが押し付けたわけではないんですが、一日中一緒にいるんだから影響されるのは当然です。
父ちゃんに似て、やけに堂々とした大バカ者の変わり者に育ってしまいました。
おまけに変わり者であることを誇りに感じている節さえあります。

どうやら問題なのは、みんみでも、みんみのクラスメイトでもなく、父ちゃん自身のようですね。


……で、本題。

みんみが、ものすごい面倒くさがりでうんざりします。

車の中でのおしゃべりが、休み時間の過ごし方についてのものとなり、みんみは何をして遊んでるのかと聞いたら、ぼそりと、
「……人間観察。」
クラスの女の子が、友達に話を合わせる為、心にもないことを喋りまくってたという報告をして聞かせてくれました。
みんみは、そういうことはしたくないと言うので、
「世の中に嘘は必要、人が正直に心の内を明かせば喧嘩にしかならない」という父ちゃんの教えを忘れてしまったのかと思ったら、
「めんどくさいから」とのコト。

はあそうですか、人間観察ってのも要するに座ってるだけなんだろうし……。

最近、そんなみんみから「働け」と言われています。
うーん、面倒くさがりもナマケモノ父ちゃんの影響なのか。