勃ちあがった象の白い涙の物語

ロックンロールにゃ老だけど死ぬにはチョイと若すぎる

「チャーリー」

2010-10-22 23:10:28 | DVD(映画)
喜劇王チャールズ・チャップリンの半生を描いた映画。
この手の映画によくあることだが、話の内容は、割と淡々としている。正直、チャップリンという、映画史上最も有名な人間への興味なしには、何の面白みもない映画かもしれない。

映画であるので実際よりは演出なんかもあって、少し大げさに描かれていたりするのだろうが、火のないところに煙はたたない、で、それに近い話はあっただろうと思う。
特にこの映画の場合、母親の問題という影の部分はあるにはあるが、わりとあっさりと描かれていて、それより、トントン拍子に映画界で成功したこと、成功後、次々と女性と関係したことなどが描かれていて、彼の罪のない喜劇や人道的な映画作品から受けるのとは、また違った印象を受けることになる。

ちなみに、この映画の主役は、公開当時はチャップリンに似ていないと不評だったようだが、全編見通すと、チャップリンに見えてくるから不思議である。

「ビバリーヒルズ・コップ」

2010-10-08 00:01:29 | DVD(映画)
80年代にエディ・マーフィーの主演で3作まで続編が作られた大ヒット映画。
話の内容としては、ルール無視の型破りな刑事が、ルール重視の堅物の刑事と協力して事件を解決していくというありふれたものだが、ゴキゲンな音楽をBGMにアクションシーンの連続でそれなりに楽しめる。しかし、何といってもこの映画の魅力は、エディ・マーフィーの捜査の過程でみせる調子のいい口調とお惚けぶりだろう。
そういう意味では、2作目がその要素全開で、一番たのしめる。

正直、名画として評価される類のものではないし、評論家の評価もそんなによくないと思うのだが、たまに観賞するぶんには、何度でも楽しめると思う。
TVで放送されるのを、ながら見するのにちょうどいい作品じゃないかな、と思う。

「鏡の中の悦楽」について

2010-09-20 22:37:57 | DVD(映画)
この連休中、特に予定もなかったので、ひさびさに、にっかつロマンポルノを見た。
見た作品は、朝比奈順子主演の「鏡の中の悦楽」。
今のAVに比べれば、単に裸を出していればいいという感じがぬぐえないにっかつロマンポルノであるが、この作品はそんな中にあっても、それなりに楽しめる。
当時はおばちゃんぽく感じられた朝比奈順子も、熟女AVが多く出回っている今となっては、かなり美形といえ、その彼女が、いろんなシチュエーションでやりまくるのだが、そのそれぞれのシチュエーションが興奮させてくれる。