ピンク・フロイドの初期のリーダーであるシド・バレッドのベスト盤である。
フロイド在籍時は、独特のポップな感性とサイケデリックな音つくりで、カリスマ的な存在であったが、その後、ドラッグの過剰摂取で精神をおかしくしてしまい、日常生活にまで支障をきたすにいたってフロイドを頸になりながら、その才能を惜しんだ周辺の人間の協力でソロ・アルバムを作成するも、そのあまりにぶっ飛んだ精神状態から来る行動のため、そのソロ・アルバムの制作も順調に進まなかったようで、ちなみに、フロイドのメンバーでありシドの友人でもあったロジャー・ウォータースは、そのソロ・アルバムのプロデューサーを一度は引き受けながら、そのシドの異常な行動に、付き合いきれないと、途中で降りてしまっている。
ソロになってからの作品は、そういう精神状態で制作されたものだけに、かなり風変わりで、けっして面白いものではない。
ただ、通常なら、いくら自由に作品を制作させてもらっても、幾ばくかの聴衆におもねるような要素からは回避できないものなのだが、この作品には、そういう要素が、非常に希薄であり、そういう意味で、非常に貴重な作品である。
ちなみに、個人的には、この人の作品を聞きながら眠ると、きまって悪夢にうなされるのだが、これって私だけの現象だろうか?
フロイド在籍時は、独特のポップな感性とサイケデリックな音つくりで、カリスマ的な存在であったが、その後、ドラッグの過剰摂取で精神をおかしくしてしまい、日常生活にまで支障をきたすにいたってフロイドを頸になりながら、その才能を惜しんだ周辺の人間の協力でソロ・アルバムを作成するも、そのあまりにぶっ飛んだ精神状態から来る行動のため、そのソロ・アルバムの制作も順調に進まなかったようで、ちなみに、フロイドのメンバーでありシドの友人でもあったロジャー・ウォータースは、そのソロ・アルバムのプロデューサーを一度は引き受けながら、そのシドの異常な行動に、付き合いきれないと、途中で降りてしまっている。
ソロになってからの作品は、そういう精神状態で制作されたものだけに、かなり風変わりで、けっして面白いものではない。
ただ、通常なら、いくら自由に作品を制作させてもらっても、幾ばくかの聴衆におもねるような要素からは回避できないものなのだが、この作品には、そういう要素が、非常に希薄であり、そういう意味で、非常に貴重な作品である。
ちなみに、個人的には、この人の作品を聞きながら眠ると、きまって悪夢にうなされるのだが、これって私だけの現象だろうか?
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