勃ちあがった象の白い涙の物語

ロックンロールにゃ老だけど死ぬにはチョイと若すぎる

「龍馬伝」

2010-11-02 21:05:58 | 歴史
大河ドラマの「龍馬伝」も船中八策がおわり、いよいよ大詰めという感じである。
キムタクと並んで当代有数の人気俳優の福山雅治を主役に据え、香川照之や大森南朋などの芸達者や蒼井優といった人気者の配役や、チョイ役とはいえ元AV女優の出演などのためのあってか、この「龍馬伝」もそれなりに盛り上がっているようだ。

もともと坂本龍馬じたいが日本史上、もっとも人気のある人物のひとりで、土佐脱藩浪士という何のバックボーンもない、いわゆる一匹狼的な存在なのに、薩長同盟の締結や大政奉還という、日本の歴史の大きな転換期的な出来事に大きく関わったことや明治政府の基本方針である5か条のご誓文の原案である船中八策を作成したりした点が大きく評価されているのだろうが、薩長同盟の締結に大きく坂本龍馬が関わったのは確かだが、実際に、この犬猿とも言える両藩を口説いて回ったという点では、中岡慎太郎のほうが、その功績は大であるし、船中八策にしても、それまでにあった考え方や欧米のやり方をまとめたもので、特別、斬新で新しいものではない。
実は、個人的には、坂本龍馬って、そんなにすごい人だとは思わないのだ。

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