トーネードの無職生活

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ラッパーに感嘆す

2016-01-04 06:51:24 | 日記
 CATVの音楽専門チャンネルをつけて音楽を流しながら本をよく読んでいますが、色々な音楽が流れてくる中にラップがあります。これまではラップはどうも自分の感覚に合わない感じがしていて、よく聴きもしなかったのですが、ある日じっくりと聴いてみたらラッパーというのはすごい人達だなあと思ったのでした。

 普通、曲はリズムとメロディーと歌詞とが混然一体となって聴こえてきて、それが自分の中で心地よかったりするとすすっと覚えてしまったりします。ところがラップは一定のリズムを刻みながら、メロディーがあるのかないのか自分にはわからないのですが、そこに膨大な歌詞を歌っているというか唱えている感じです。どうやってあの膨大な量の歌詞を覚えるのでしょう。

 それから、あの独特のリズムで歌詞を歌うわけですが、まかりまちがえば下手な坊主のお経になりかねないのに、一種独特の雰囲気を醸し出すというのには感嘆します。

 ついでにラップも即興で行うというのもあるようで、韻を踏んだりするとのことで、これってまるで落語家のような頭の回転が必要ではないかいということで、ますます感嘆することとなりました。

 そんなことで、最近はラップも注意して聞くようにしているのですが、そうすると個々のグループごとに特徴があったりして、結構おもしろいなあと思うようになったのでした。

 今年も面白いラップが生まれると良いなあ。