トーネードの無職生活

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ハンドボールのデンマーク対クロアチア戦を見る

2019-06-03 20:59:44 | 日記
 今回もブルーレイレコーダーのハードディスクの肥やしになっていたリオデジャネイロオリンピックのハンドボールのデンマーク対クロアチアを見ました。前回書いた試合は準々決勝でしたが、今回の試合はそれ以前のリーグ戦の試合です。デンマークはハンドボールの発祥の国とのことで強国とのことです。クロアチアは前回も書きましたが旧ユーゴスラビアを構成していた国でこちらも強い国です。

 試合全体を通じて両チームともディフェンスが良く、一方がペースを握って大量得点するといった展開ではなく先行するクロアチアをデンマークが着実に追い上げるという試合展開になりました。

 前半はクロアチアがデンマークのエースプレイヤーを徹底してマークしてフリーにプレイさせませんでした。ですからデンマークのオフェンスの球回しが窮屈な感じになっていました。お互いディフェンスが良いのですが、シュートはクロアチアの個人技が光ったという感じです。それと前半の後半に交代したキーパーがデンマークのノーマークのシュートを何本か止めたことで前半はクロアチアがリードして終わりました。

 後半は序盤デンマークが連続得点して同点まで追いついたのですが逆転するまでは至らず、その後じわじわとクロアチアに引き離されることとなりました。デンマークのエースプレイヤーへのマークは前半ほど厳しくないように思えたのですが、エースプレイヤーの得点は伸びませんでした。9mラインでボールを持ってフリーになってもディフェンスの厳しいチェックを受けてはいなかったのですが、ロングシュートを決めるという場面はありませんでした。何か怪我とかの要因があったのか、私程度のハンドボールの経験ではクロアチアディフェンスの神髄がわからないためにエースプレイヤーがシュートを打てなかったのかはわかりません。

 デンマークは右サイドのサイドプレイヤーをフリーにしてシュートチャンスを作り得点につなげていたので、エースプレイヤーがロングシュートを決めていたらバランス良い攻撃となり、リズム良く試合を展開できたのではないかと思います。セットプレイでの得点源が右サイドのプレイに偏ってしまったのは残念な感じがしました。

 それに対してクロアチアは前半と同様に着実に得点を重ねて勝利しました。特に反則で2分間退場となって一人少ない状況で何回か得点を入れていたのが大きかったと思います。一人少ないとセットプレイではなかなかフリーなシュートチャンスは作りずに、苦し紛れの体勢でシュートを打ったり、無理したプレイでシュートを打って得点できないことが多いのものです。退場者が戻るまで失点しなければ良いというのが普通ですが、一人少なくとも得点するのは士気も高まりますし、相手への打撃も大きくなります。

 あと今回の試合を見て気になったはクロアチアがキーパーを下げてフィールドプレイヤーの人数を増やして何回も攻撃したことです。ボールが攻撃側から相手にわたってしまったときにキーパーが交代してゴールまで戻っていないとポーンとボールをゴールに投げられて、ゴールに入れば得点になってしまいます。そのリスクを冒してもキーパーを引き上げてフィールドブレーヤーを増やして、7人攻撃、退場者がいるときに6人攻撃をしていました。

 よほど得点をするという強い意志というか、チームとして考え方がまとまっていないと出来ないことだなと思います。私がもし監督だったらとてもキーパーを引き上げるなんてことは度胸がなくてできないです。