先日、武田邦彦氏の原発関連の動画を紹介しました。
私は以前から、どうしてもこの人の言動が引っかかってしようがなかった。
それは産業革命以来の経済活動がもたらした環境へのダメージ等の負の側面を
その抗議行動(レーチェル・カーソンの活動も)をも含めて、ことごとく否定する言動を繰り返してきたことにあります。
例の「地球温暖化の嘘」は、確かに現在、地球は氷河期の狭間の間氷期にあるらしい。
それでも、人の過剰な経済活動がもたらした気温の上昇は、疑いようもないではないか。
彼は、あの公害問題の象徴であるダイオキシンや水俣病でさえ否定的に扱う。
以下、水俣病に関する言説を列挙します。
あたかも本質的な公害の要因から目を背けていると彼は、チッソの企業責任を否定している。
このように直接の原因である企業を糾弾しないのであれば、原発事故の直接原因である東電の企業責任も問えないではないか?
(また、このような論旨であれば、原発のおける問題提起もすべて否定されることになる。これが武田邦彦氏の本来の姿なのだろう)
と危惧していると、見事に東電の企業責任は問えないと書いている。
ついに馬脚を現した(笑)
結局、武田邦彦という学者は、元々御用学者だった経歴通り、
あたかも反対派の衣装を纏って、もっと隠れた大きな悪が存在するかにような陰謀説を展開し企業活動を擁護する。
その手法は、都市伝説のようなトンデモ学と変わらないではないか。
前回の動画も自著の「2015年クライシス」の宣伝であると考えれば納得。
こういう反対運動を内部から切り崩す巧妙な手法もあるわけだ。
御用心。
念のためにネットで検索すると、
やっぱり、おかしいと思ったのは私だけじゃなかったんだ。
現在、山から携帯で返信しているので、よく判らないのですが
私の書いた内容に共感しているということでしょうか?
上記のneneさんのコメントは同日に同じ内容であちこちのブログに送信しているようです。
特に同じ傾向のブログでもなし、不特定多数に送られた悪戯メールのようです。
困ったもんだ。