お盆の墓参を前にして、台風が接近していた~
台風接近に伴う風雨の影響か、連日の猛暑が和らぎ始めた~♪♪♪
絶好の墓参のチャンス到来~
退院後の二年間、猛威を揮うコロナ禍と儘ならない脳出血後遺症の視野障害と脳の機能障害~
2022年の3/16を最後に墓参に行っていない~
一年半も墓参に行っていないと、鬱蒼とした照葉樹林の斜面にある菩提寺の墓所は、
降り積もった落葉と団栗に枯れ枝そして石垣の隙間から生命力旺盛な夏草たちが草茫々の荒れ放題だろう~
炎天下の一日、汗まみれの夏草(特に茅が厄介)との格闘を思うと~
古希(70歳)を前にした老人にとって過酷な作業だ~
墓参への背中を押したのは、
7月の真夏日の塩ケ森への往復18kmのササユリ撮影のための山登りだった~
長年山歩きと自転車で鍛えた足腰の強靭さは、
身体障害者となって身体機能の儘ならない私にとって、
生きてゆくための貴重な財産(貯金)になっている~
退院後も朝食前のストレッチと共に
スクワット、背筋、腹筋、四股シコ(股関節と深層筋に有効)100回の筋トレ
を日課として継続している~
結局、私たち高齢者が死に至るような重篤な病を発症しても、
寝たきり状態の植物人間にならずに済むか否かは~??
自ら健康寿命を維持するため努力する、身体機能の強靭さしかない~
降って湧いたような脳出血発症とその後の後遺症と向き合う二年間で~
私は身を持って、そのリアルな身体感覚を体感しました~♪♪♪
脳と身体の関係を生涯研究し続けた解剖学者の養老孟司先生も
最晩年の著書「遺言」の中で、
「頭(脳)を信用するな~
身体に訊け~」
と明解です~♪♪♪
前置きが長くなりました~
台風接近で8/8の立秋前から菩提寺のある宇和島方面の天気予報が暴風雨注意報に代わった~
墓参の唯一のチャンスは8/6日曜日の曇り時々雨の猛暑が和らぐ天候に見当を付けた~
長年の石鎚山岳写真撮影で天気読みには自信がある~
天気読みは当たった~
日盛りの正午過ぎから、空からミストシャワーのような霧雨が時折、火照った身体に降り注ぐ絶好の墓参日和~♪♪♪
汗まみれで草茫々の夏草との格闘や降り積もった落ち葉や枯れ枝を中腰で集めてゴミ袋へ詰め込む姿に
墓所で待ちわびた父母そしてご先祖様が、哀れと恵のミストシャワーを降らせてくれたのでしょう~
一年半で溜まった墓所回りのゴミ~12袋~本堂ごみ集積場までの斜面の石段の上り下りで、
今日一日でうさぎ跳び100回したような気分~
足腰の疲労感よりも
無事墓参を果たせた安堵感でいっぱいでした~
帰路のバスの時間が迫っています~
父母、ご先祖様~8歳の夏に夭折した私と同じ名前の幼い命~
掃除を終えた墓石の前で亡き人の名を呼び手を合わせ語り掛ける祈りの時間でした~
日本の夏は亡き人たちと向き合う慰霊の夏です~
午前8時15分黙祷~
お墓、結構上の方にあるんですね。
しかし、ゴミ袋の数も半端ではない。
ご先祖の方々もすっきりとしてお盆を迎えることが出きると思います。
ここは臨済宗妙心寺派の名刹です。
檀家の数も多いことでしょう。
初盆の灯籠の数も多い。
ゆっくりと疲れを取ってください。m(_ _)m
昨日まで接近する台風の影響で比較的過ごしやすい日が続いたのに~
朝から青空が戻って来ると、どんどん気温が上昇して猛暑日復活です~
昨日との温度差+6℃は、身体に堪える~
日曜の墓参以来、溜まった洗濯物を洗いベランダに干して、家事に一区切りついたのでPCに向かって、
鬼城さんのコメントに返信しています~
墓参に行けなかった一年半、
回復の見込みのない脳の機能障害に、
もう岩松までの長距離バスに乗っ
菩提寺の斜面にある三カ所の墓所回りの
一日がかりの清掃作業をすることは
もう無理かもしれない~??
半ば諦め掛けてていました~
唯、毎日食事前に祈る仏壇の父母養祖母たち御先祖様や姪たち亡き人たちに対して~
墓参に行けなくてごめんなさい~
と詫びの言葉を呟き続けていました~
無事墓参を果たせて~
本当に心の底からホッとしています~♪♪♪
一年半ぶりに訪れた岩松の旧街道沿いの街並みの景観~すっかり様変わりしましたね~
あの時代劇に出て来そうな宿場街の紅柄格子の
家並が~
何処の街にもある新建材の建て売り住宅の並ぶ街に~
鬼城さんの仰っていた街並み景観保全地区の指定、
その貴重な街並みが消滅してから認定しても??
なんとも笑い話にしかならない文化財後進国の実態ですね~
ニュースでは国立博物館の国宝収蔵品保全のための
予算が底をついて危機的状況と伝えています~