厭離穢土古刹に秋の蝉しぐれ
(おんりえどこさつにあきのせみしぐれ)
厭離穢土(おんりえど)・・・・浄土教の用語。
穢れた娑婆世界から離れ、極楽往生を切望するという意味。
煩悩の鐘突きぽんと桔梗咲く
(ぼんのうのかねつきぽんとききょうさく)
福知山市観音寺での撮影。
鐘を突かせていただきました。
silkcottonさんからの句と短歌です。ありがとうございました。
・汗拭けば青田に染みる蝉しぐれ
・クマゼミの声のみ残し街並は揺らめきながら夏に溶けゆく
・生きるには脱皮の覚悟持たねばと空蝉を手に子らを信じる