
ひと年の生命(いのち)尽くして冬紅葉
妻方のおじが94歳で亡くなり、
通夜、葬儀に行ってきました。
たった3泊4日の留守でしたが、
一人の生命が尽きた後は、
季節が一足跳びに進んだような気がします。
紅葉の季節は殆ど終わりましたが、
いましばらく、撮りためた写真で
故人と紅葉を惜しみたいと思います。
・・・写真もなく疲れを残したままの作品ですが・・・
(通夜にての一首)
ストーブを囲みて故人を偲ぶ夜
湯飲み茶碗に酒酌み交わし
(葬儀にての二首)
逝く人に可愛がられし曾孫らも
見送る今日は聞き分けもよく
仏縁の懐かしき出会い多くあり
幼かりし娘(こ)も母親に似て
(火葬場にての一句)
出骨を待つ火葬場の冬枯れて
HPへリンク→鎌ちゃんの写真短歌、かまちゃんの思い出写真集、掲示板
さぞお疲れの事と思います。
「……見送る今日は聞き分けもよく」
本当に不思議ですよね。お葬式の間に
泣き叫んで手を掛ける子はいませんね!
可愛がられた人とのお別れが、
分かるのでしょうか!
疲れを充分にお取りくださいね。
テーマがテーマだけに、
掲載してどうかな??と思っていた作品です。
ご批評いただいて、まず安心しました。
そうなんですよ、あの難しいお経の間、
子供たちが神妙にしているのが不思議でした。
今年、私の周りでは、旅立つ方が多く
長年、歯医者に勤めていた時にお世話になった院長が亡くなり、悲しい思いをしました。
出骨を待つ火葬場の冬枯れて
夏場だったので冬枯れては、無いですが、
出骨を待つ間って家族の事を思うと
いたたまれない気持ちですよね
知り合いがいなくなるというのは、
本当に悲しい事です
実はパソコンが仏間にあるんです。
いつも見守られてるような感じデス。(^^)
どの句も情景が浮かびやすく、お気持ちがよく表されていますネ。
私本人が、お葬式が生まれて初めての経験でした
娘は大丈夫だけど、息子がね・・・
親戚がいーーーっぱいいるからすっごく嬉しかった
らしくて、お葬式の最中は騒ぐから外に出してました。お葬式とゆうものをまだよく理解してなかったからだと思うけど・・・静かにしてほしかった(ノД`)
「何年も会ってない親戚が集まるように、お葬式とゆうものがあるんだよ」と旦那がゆってましたねー・・・
お疲れになりましたね。
別れは特に疲れます、
素晴らしい写真ですが
どの句に目頭熱くなります。
両親は幼いときになくなりました。
ゆっくりなさってください。
鎌ちゃんの歌を詠みながら、いろいろ思い出しました。
この紅葉の葉も1年の
思い出をたくさん染み込ませて、
この年の役目を終えひらひらと
舞い降りていくのですね。
寿命というものが
ありますのに、やはリ寂しい!!
こうして、お別れせねばならない人も
多くなりますね。
出骨を待つ、約2時間は、
複雑な思いでした。
紅葉の終わった周囲の冬枯れが切なかったです。
見送る親族にもあまり涙はなくて、
その分気持ちは救われた気がします。
パソコンは仏間にあるんですか。
しれじゃ、このコメントも見守られて
いるわけですね。
会えない親戚があるのですよね。
最近は、都会に限らず、
田舎でもこういう行事の簡素化が
言われ、進んでいますが、
隣近所が助け合ったり、
普段会えない親族が出会えるという
仏縁は大切にしたいものだと思いますね。