皆様、あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
元朝の阿形の狛の気炎かな
(がんちょうのあぎょうのこまにきえんかな)
獅子頭赤子の泣きて噛まれけり
(ししがしらあかごのなきてかまれけり)
子供のころはおっかなびっくりでした。
泣いて怖がる赤ちゃんも。
12月21日~31日のつぶやき句を、32句にまとめました。
セロリ食む座右の銘は潔し セロリ食む決断すべきことのあり
セロリ食む六十路は未だ青二才 手の皮の皺をよみつつ冬至風呂
生き行くに多くは要らぬ冬至風呂 一病に話の盛る冬至かな
冬至湯や生命線の短き掌 予報士のスカート丈の寒さかな
虚と実のはざまに生きる寒さかな 故郷の警報を聞く寒さかな
肩掛けやラストシーンは無人駅 ショール巻きテロに抗う少女かな
肩掛けや昔シネマの在りし街 今日だけは奴を許そう降誕祭
降誕祭我が有漏(うろ)の身を脱げきれず 病む夢や出口入口なき枯野
呼び戻せないものに手を振る枯野 見返れば我が来し方の枯野かな
対岸を見せぬ琵琶湖や冬銀河 フィギュアの描く轍や冬銀河
冬銀河よぎる機灯の一つかな 一片が埋まらぬパズル凍つる雲
凍雲やぽつぽつ語る過去のこと 凍空や電線またぐ飛行船
年詰まる心に襷かけなおし 親子連れ飲み込む列車年詰まる
憐々と鹿の声聞く霜夜かな 霜の夜の座敷わらしの気配かな
競売りの名調子かな大晦日 愛憎をともに拭き取る大掃除
ちんどんのいよよ佳境に大晦日 放棄田の終に枯野となりにけり
「獅子頭赤子の泣きて噛まれけり」
あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いします。
唐獅子がお正月らしいですねぇ。
今年もよろしくお願いいたします。
獅子頭赤子の泣きて噛まれけり
獅子舞は力強くて格好よいですが
そうそう、泣き出す子供もいますね。
新年らしい二句、とっても感じます。
見返れば我が来し方の枯野かな
憐々と鹿の声聞く霜夜かな
つぶやき句、こちらをいただきました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
迫力ある狛犬がまさに邪気を払ってくれそうですね。
こちらは雪の正月になりました。
今年もどうぞよろしくお願いします。
新しい年ともなると、やはり何かが違いますね。
ことしもよろしく、健康に気を付けながら楽しみましょう♪
確かにおっかなびっくりだった~
今年も宜しくお願い致します。
元朝の阿形の狛の気炎かな
獅子頭赤子の泣きて噛まれけり 鎌ちゃんさん
明けましておめでとうございます。
小さい時、獅子頭は本当に怖いものでした。
昨年中は大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
つぶやき句
手の皮の皺をよみつつ冬至風呂
虚と実のはざまに生きる寒さかな
大雪の正月となりましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
阿形の狛犬、迫力があって、社を守るにはぴったりですね。
我が町の社の狛犬は私に似て可愛すぎて、愛嬌が良いから、大丈夫かな?(笑)
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
>元朝の阿形の狛の気炎かな
鎌ちゃんの気迫を感じさせる一句ですね。
私は新年早々吹きすさぶ雪に身が縮こまり
年頭の思いも尻すぼみ加減です。(^_^;)
>獅子頭赤子の泣きて噛まれけり
昔は獅子頭に頭をよく噛んでもらったものです。
本当に噛まれてしまいそうで怖くて怖くて・・・
今は殆ど見なくなりました。
時代の流れとは言え寂しいものです。
つぶやき句から
>セロリ食む六十路は未だ青二才
セロリが冬の季語だったことが驚きでした。
夏によく食べていたものですから・・・
六十路と青二才の逆意の語彙がいい味
出していますね。
>予報士のスカート丈の寒さかな
鎌ちゃん、よく見ていらっしゃる!
最近の気象予報士の女子は美人揃いです。
ついつい目が向きますよね。(笑)
>元朝の阿形の狛の気炎かな
>獅子頭赤子の泣きて噛まれけり
元気一杯の新年のお句、ますます意気盛んな鎌ちゃんに刺激を頂きました♪
つぶやき句から。
>肩掛けやラストシーンは無人駅
>手の皮の皺をよみつつ冬至風呂
>ショール巻きテロに抗う少女かな
>一片が埋まらぬパズル凍つる雲
>放棄田の終に枯野となりにけり
今年も鎌ちゃんの作品から沢山、学ばせていただきます!
宜しくお願い致します♪