鎌ちゃんの一日一考

写真と俳句(短歌)に取り組んでいます。
どちらも修行の身ですので、宜しくご指導お願いいたします。

京都の桜 その2(円山公園)

2008-04-07 10:52:35 | 写真短歌・写真俳句

高齢者医療制度や 老桜

京都円山公園は、花見客で立錐の余地もないほどの人波です。

そのお目当ては、枝垂桜の老木。

見事な花を咲かせていますが、ネット検索で過去の写真と比べると、

無くなっている枝が目立ちます。

寄る年波には勝てないのでしょうか。

修復治療を受けているのでしょうね。

人の世の後期高齢者制度・・・・身につまされます。

 

 私信:とし坊さん、だまし絵ではないですよ。

 

 

 

老優の見得を切りたり 糸桜

これは、別のもう一本の枝垂桜。

老いた歌舞伎俳優が、懸命に見得を切っています。

「音羽屋!」

 

 

 

ささやかな幸を桜に託しけり

別の若桜の枝にはこんなものが・・・・。

 

 

    

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京都の桜 その1

2008-04-05 10:56:53 | 写真短歌・写真俳句

都をどり 見もせで語る祇園かな

先日京都へ行きました。平日というのにすごい人波。

祇園界隈は人が溢れていました。

そういえば、今は都をどりの期間中。

桜・史跡・仏閣だけでは、祇園を語れないのかな、

そう思ながら、人波の中を歩きました。

因みに写真は、都をどりの会場、

祇園甲部歌舞練場の前です。

 

 

 

 

高瀬川 命つなぎて桜かな

京都の高瀬川といえば、森鴎外の名作「高瀬舟」。

主人公の喜作を通して、安楽死の問題、命の尊さを描いています。

その高瀬川沿いの桜、物語を知るや知らずや、

季節を迎え、つがれて来た命の花を咲かせています。

 

 

 

 

 

悠久の加茂の流れや 盛る花

京都の歴史は、共に歩んできた鴨川(加茂川・賀茂川)と

切り離すことはできません。

川岸の堤には、かつての栄華を偲ぶように、

今年も桜が咲き誇っています。

 

 

 

 

 


桜咲く その2

2008-04-03 09:40:00 | 写真短歌・写真俳句

淡き恋の日々に誘う歌のあり

私鉄沿線桜の咲きぬ

わが街を走る阪急電車のガード下です。

私鉄沿線・・・・懐かしい歌があります。

淡い恋心を抱いた若い日々が、

この歌とともに思い出されます。

野口五郎の歌った「私鉄沿線」。

                     「改札口で君のこと

                     いつも待ったものでした

                     電車の中から降りてくる

                     君を探すのが好きでした

                     ・・・・」

 

 

 

 「綺麗だね」語る乙女や夢見草

中学生でしょうか高校生でしょうか、

桜の花をみて、「わ~綺麗!」などと

語り合っているところに出会いました。

とかく醒めた目で物を見がちだと思っていた

若い年代の彼女達が、

このように感動できることが嬉しかった一瞬でした。

「君たちも桜(夢見草)のように綺麗だよ」

心の内でそう話しかけていました。

 

 

 

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桜咲く その1

2008-04-01 10:07:49 | 写真短歌・写真俳句

春装や ちょっと冒険初ピアス

四月・・・学校を卒業して、初めて社会に出たり、

大学に通ったりする女性の中には、

初めてのピアスを体験する人も多いのでは?

新しい生活、頑張ってくださいね。

 

 

 

桜咲く経済危機の先見えず

アメリカのサブプライムローンや原油高騰に起因する

世界的な経済危機が深刻です。

加えて、暫定税率問題や日銀総裁問題での

日本経済政策の混乱・停滞。

政府はもっと毅然とした手を打ってくれ。

野党も選挙目当てに意地を張っている場合でないだろう?

早く手を打たないと大変だ!!

四月馬鹿全部嘘だと言ってくれ

 

 

 

嘘ついたことありません  四月馬鹿

                              (鎌ちゃん)

 

  

 

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