ゆるゆる馬主日記

Record of my favorite horses

2015年度 募集馬検討 その4

2015年08月26日 | 全般
最後にその他の種牡馬の仔達を検討。

 マンカフェ(400万)
 クロフネ(300万)
 ロブロイ(300万)
 ジャンポケ(150万)

以上4頭の種牡馬の産駒たちです。
(カッコ内は2013年の種付け料)

スタイルリスティック14 牡


 父マンハッタンカフェ 母父ストームキャット
 生産:ノーザンファーム
 誕生:2014年4月9日
 育成:ノーザンファーム
 厩舎:庄野靖志
 募集価格:2,800万(一口70,000円)
 馬体重:402 体高:148 胸囲:165.5 管囲:20.5

お母さん自身の戦績は12戦4勝でそれほど目立つものではないですが、

なんといってもお母さんの妹弟たちつまり叔父叔母の活躍が凄い血統馬。

祖母のMagnificient Styleの産駒は12頭いますが、半数が重賞ウイナーで、

しかも内3頭はナサニエルを筆頭にG1勝ち馬ですから

 '00 Echoes In Eternity(父スピニングワールド) 牝 11戦4勝
  パークヒルS G2 / サンチャリオットS G2

 '01 Percussionist(父サドラーズウェルズ) セン 18戦3勝/障害24戦8勝
  ヨークシャーC G2 / リングフィールドダービートライアルS G3

 '02 Playful Act(父サドラーズウェルズ) 牝 8戦4勝
  フィリーズマイル G1 / ランカシャーオークス G2 / メイヒルS G2

 '05 Changing Skies(父サドラーズウェルズ) 牝 19戦5勝
  ラプレヴォワイヤントH G3 / ピムリコザヴェリワンS G3

 '08 Nathaniel(父ガリレオ) 牡 11戦4勝
  キングジョージ六世&QエリザベスS G1
  エクリプスS G1 / キングエドワード七世S G2

 '09 Great Heavens(父ガリレオ) 牝 7戦4勝
  愛オークス G1 / ランカシャーオークス G2

ブラックタイプが綺麗ですよねぇ

ほんとむちゃくちゃ走りまくってます

ただ父を見てもらったらわかる通り、

 サドラーズウェルズ
 ガリレオ

スタミナ豊富で重い欧州でこそ走る血統なのかもしれませんが

お母さんの産駒は2010年産から東サラでの募集が始まって、

ずっと注目はしていましたが、なかなか出資する機会に恵まれませんでした

この仔はお母さん13歳時の9番仔で、今月亡くなったマンカフェの産駒。

マンカフェで東サラと言えば秋華賞馬レッドディザイア。

他に3頭のG1馬(ジョーカプチーノ、ヒルノダムール、グレープブランデー)に続き、

今年きさらぎ賞で牡馬を一蹴したルージュバックなどが出て、

注目度が再び上がっていたところなんですけどね。

残念なことになってしまいました

そんなお父さんの貴重な産駒となった仔なわけですが、

402キロとやや小柄でもう少し体高があってバランスよければベターなんですが、

力強い動きなんかはいいと思うんですよね

歩様もスムーズですし、特にトモの雰囲気はかなり良さげに映ります

一昨年募集された半兄レッドアルティスタ(3200万)は先行募集で一番人気していて、

わたしも最優先にて申し込みましたが抽選はずれ

先日の筑後川特別(500万)を強い勝ち方して2勝目を挙げていましたよね。

ただ全兄レッドラウディーも3200万してましたが、

中央未勝利で地方でも結果が出せず引退となってしまったんですけど

この仔は全兄より小さくなると思うけど、

ラウディーのような大きすぎるよりは良いと思ってます。

庄野厩舎を敬遠する方も見受けられますが、レッドソロモンで結果を出していて、

徐々にリーディングも伸ばして昨年は30勝で19位。

まだ一度も体験していないのでわたし的には特に意識はないので、

出資候補としてありだと思ってます

あと一声安かったら先行で行ってもいいと思うんですけど。。。

ちょっと悩むなぁ


アドマイヤリッチ14 牡


 父クロフネ 母父サンデーサイレンス
 生産:ノーザンファーム
 誕生:2014年4月25日
 育成:ノーザンファーム
 厩舎:平田修
 募集価格:2,000万(一口50,000円)
 馬体重:432 体高:156 胸囲:173 管囲:20.8

お母さん16歳時の6番仔。

愛馬ヴィヴィアン嬢で懲りた後に走り出したお母さんの産駒たち

 オリヴィア 4勝 準OP
 ソロモン 2勝 若葉S勝ち

そろそろ高齢の域でもあるのでリベンジ出資するならこの仔かと。

クロフネ牡馬で初の芦毛への出資もありかもと思わないでもないけど、

繋ぎの感じと、ちょっと硬そうでもありますし、ダートかな

腰高だけどバランスはそう悪くはないように見えるし、

ある程度大きくなりそうな気もしますねこの仔は。

あと正面からの動画の動きが外弧歩様なのか少しヘン

クロフネに母父サンデーは配合的にプラスだし、ノーザン育成もプラスだけど

ただ平田厩舎ってヴィヴィアン嬢の時に感じたんだけど、

どうもレース選択や騎手選択がどうなのって疑問に思わないでもないんですよねぇ。

リーディングでも近年伸び悩んでる感じもしないでもないし。

ピークの2010年は33勝で16位でしたが、

 ⇒ 32位 ⇒ 20位 ⇒ 21位 ⇒ 56位 ⇒ 48位(現在)

という現状。

様子見ですかね

この仔も今後バランスよく変わってきて、順調に育成が進むようならば

早々に売れてしまえば仕方がありません。


ベイトゥベイ14 牝


 父クロフネ 母父Sligo Bay
 生産:社台ファーム
 誕生:2014年3月13日
 育成:社台ファーム
 厩舎:友道康夫
 募集価格:1,400万(一口35,000円)
 馬体重:440 体高:155 胸囲:171 管囲:19.7

お母さん7歳時の初仔。

加の重賞を2つ勝っていて、米のG1でも2着、3着するなど、

マイル前後の距離の芝で好走していたお母さん。

2012年のキーンランドのセールで42万5千ドルで社台ファームが仕入れた繁殖。

去年から募集されているシークレットジプシーと似た感じで、

重賞ウイナーのお母さんという点においてお買い得感があるような

血統的には日本の芝も合いそうな母系ですが、

動画を見ているとパワーはありそうで、繋ぎなどを見てると、

この仔もクロフネのダート馬というタイプかもしれません。

ダート牝馬かもしれないという点は微妙ですが、

現時点でお母さんのポテンシャルの可能性と価格にほんの少し惹かれてます

初仔という点でギャンブル性は高いですが、

すでに440キロあるし小柄というわけではなさそうで、

未知の可能性という点の方が楽しみな仔ではありますよね。

追いかけたい血筋を求めるならやはり初仔からトライ?

もっとトモがガッシリとした作りなら、さらに検討の余地ありなんですが

あと来年のハーツ牡馬を東サラで募集してくれないかなぁ


アグネスラズベリ14 牡


 父ゼンノロブロイ 母父エアジハード
 生産:社台ファーム
 誕生:2014年2月28日
 育成:社台ファーム
 厩舎:音無秀孝
 募集価格:1,800万(一口45,000円)
 馬体重:423 体高:154.5 胸囲:170 管囲:20

お母さん13歳時の5番仔。

函館スプリントを制しているお母さんで、

これまでの募集馬でいい価格している馬がいます

リインカネーション 父アグネスタキオン 社台RH 牡 6000万 4戦0勝
メジャーフラガール 父ダイワメジャー  -     牝 未出走
クイーンラズベリ  父ネオユニヴァース グリーン 牝 1600万 6戦0勝(地方27戦1勝)
レッドオルバース  父ダイワメジャー  東サラ  牡 4000万 5戦1勝

結構見栄えがする仔たちなんだと思います。

ただその値段ほどの活躍は今のところない状態で、

今回はロブロイ牡馬で1800万とオルバースと比べると、

かなり価格が抑えられました

この値付けから想像するに募集時点での評価が結構違うんでしょうかね

まぁロブロイって、

 2011年度:500万 ←ここピーク
 2012年度:400万
 2013年度:300万
 2014年度:200万
 2015年度:150万

だんだん種付け料が下がって来ていて、それも一つの要因だったりして

産駒の獲得賞金順ではG2馬ペルーサ、トレイルブレイザーあたりの名が挙がり、

G1馬としてはオークス馬サンテミリオンぐらいで、

このまま後継種牡馬なく消えていってしまうんでしょうか

今後、確実に繁殖の質は下がっていくと思いますが、

15歳ですからまだまだわからないかな。

わたしはロブロイっ仔にこれまで4頭も出資していますが、

先日勝った愛馬ファルダ君が、ロブロイを代表して大暴れしてくれないかなぁ

ロブロイっ仔って見た目良さげに映る仔多い気するんですよね~

この仔も見た感じバランスは悪くないと思うんです。

馬体がもっとピカピカの状態での写真撮れてたら、

もう少しピンと来るものがあったかも

ただこれから力強く変わってくるようだと走りそうな予感しないでもないなぁ

どうでしょう


ステージヴァージン14 牝


 父ゼンノロブロイ 母父トニービン
 生産:白老ファーム
 誕生:2014年1月23日
 育成:ノーザンファーム
 厩舎:石坂正
 募集価格:1,200万(一口30,000円)
 馬体重:460 体高:155.5 胸囲:181 管囲:19.5

お母さん15歳時の7番仔。

自身はユニオンにて2310万で募集されていた5戦未勝利馬。

今回の最安値の仔でこの仔がひょっとしたら一番お買い得なのかも

そう思わせる雰囲気があるようなないような

胸前がいいんですよね~

厩舎も石坂厩舎となれば文句なく、ノーザンファーム育成ですから

ただここ近年産駒はセレクトでそこそこの値段で取引されているわりに、

結果は、

 ステージジャンプ (父アドマイヤジャパン 1歳2100万円) 31戦1勝
 アイハヴアドリーム(父ゼンノロブロイ 当歳3255万円) 3戦0勝(地方14戦2勝)
 ステージダイブ  (父ダイワメジャー 当歳3990万円) 3戦0勝

微妙で、これらの上の兄姉も結果は出ておらず、ひょっとしたら馬体詐欺馬?

裂蹄なども込みでこの価格なんでしょうし、お試しには面白そうな仔です。


ヘブンリークルーズ14 牝


 父ジャングルポケット 母父ファルブラヴ
 生産:社台ファーム
 誕生:2014年3月18日
 育成:社台ファーム
 厩舎:笹田和秀
 募集価格:1,200万(一口30,000円)
 馬体重:435 体高:146.5 胸囲:172 管囲:19.6

お母さん9歳時の3番仔。

二つ上の半姉レッドファーレンはシンクリ産で1800万募集でしたが、

今回はジャンポケで600万減。

見た感じまったくピンとこないんですよね~
ジャンポケらしさがないというか

お母さんに出資していたわけではないので、思い入れも特にないし。

正直なところ、出資はない仔だと思います。



この中からだとマンカフェが一番気になるところでしょうか。

さぁ今年の募集馬検討はこれで終了です

なんかダラダラと書き続けた感じになってしまいましたが、

締め切りまでまだ時間はあるので、

サセッティ14をどうするか

ハーツ産か ディープ産か

それとも?

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もう少し悩みましょうかね


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