ゆるゆる馬主日記

Record of my favorite horses

レッドルグラン 1年ぶりの復帰戦後に・・・

2017年06月24日 | レッドルグラン
無念引退

1年ぶりに走った青梅特別では、

なかなか見どころあるところを見せてくれたルグラン坊やだったんですが、

今週、左前繋部浅屈腱炎を発症していることが発覚

再び長期休養が余儀なくされる状況で、即座に引退が決定されてしまいました。

これは言っても詮無いことなんですが、今週のリボン賞だったらなぁ見に行けたのになぁ


ルグラン坊やは世界的名血バラード一族の仔で、

ずっと様子見していて、

12年産が募集締め切りとなる最終日に出資を決めたんですよねぇ

1歳時から大柄の仔だったんですが、今思うと体に負荷がかかりやすかったのかもね

あとロザリー嬢も脚をやっての引退でしたが、この一族は脚元がやや弱いのかもしれません。

デビューしたのは2歳の12月の朝日杯が開催されてたG1デーで、



まずは芝で走ってみたけど、7着と微妙な着順。

その時の鞍上だった岩田さんに、

「うーん、ダートの方が合っているような走りでしたね。」

と言われ、明らかにダートの方が合いそうとのことで2戦目にはもうダートが選択さたわけですが、



あっさり未勝利突破



ウイナーズサークルで口取りにも参加させてもらえました

そして3歳の内に、



ポンッ



ポンッ

と2つ勝って準OPまですぐに駆けあがってくれた孝行息子

このポンッポンッと勝ってくれた阪神のレースを現地で応援できなかったんですよねぇ

今はそれがほんと悔やまれます

年が明けて4歳の6月に右前ヒザに骨片が飛んでいることが確認され、除去手術。

この時は軽い感じの手術のように言われていたんで、

まさか1年も休養するとは想像していませんでしたが、

その休養後復帰戦が彼の最後のレースとなってしまいました

OPまで駆け上がってくれると期待していましたが、儚い幻と消えてしまいました

14戦しか出走することが叶いませんでしたが、

今まで本当にありがとうルグラン


レッドルグラン
父 シンボリクリスエス
母 ブレンダ
母父 Rock of Gibraltar


生涯戦績
14戦3勝


総賞金 3千9百35万円
内付加賞 10万円
収得賞金 7百50万円

レッドアランダ 函館3R 3歳未勝利(牝) 芝1800m

2017年06月24日 | レッドアランダ

馬体重がそんなに連戦を許してくれないアランダ嬢。

しかももう残された期間もわずかなんで、1戦必勝の意気込み

なんですが・・・あまりにも馬体重の減少が激しく、

本当にしっかり調教積めてるんだろうか

とレース前からどうしても疑心暗鬼に陥ってしまってたんですよね~

でまず注目のレース当日の馬体重だったんですが、

418キロ!?

この数値見た瞬間ほんまに、

ヨンヒャクジュウハチキロ

って思わず叫んじゃいましたよ

前走後放牧に出した時に、よもや休み明けで前走よりマイナスになるとは、

想像もしていませんでしたよ

そのあとは、

「いやこれはしっかり調教積めた証拠だ

っと、もう無理やりでもなんでもいいんで心の平穏の為に、

レース始まるまで自分にずっと言い聞かせていました

まぁGCのパドック解説では、

「マイナス12でも細いといった印象はありませんね。

 非常に体の使い方も滑らかで伸び伸び歩けてます。」

と言われていましたし、パドック映像では角度的に微妙ではっきりとわかりませんでしたが、

ギリギリではあるけど、腹が巻き上がってるほどではなかったように見えました。

アランダ嬢は入れ込んだりしている様子はないのはいいですよね

さてレースの方なんですが、

スタートはそう悪くなかったように見えましたけど、

鞍上は出たなりでほぼ出して行きませんでしたね

わたしの想定していたイメージより2列ほど後ろからの競馬でした。

ウインクバックがいたあたりが理想と思っていたんですけど

「出していけば先行はできそうですが、そうすると終いの脚がなくなりそう」

って前走の映像からそう考えたのかなぁ。

今のトラックバイアスなら確実に前だったんですけどねぇ・・・

で内に包まれる感じで前詰まりそうだなぁっと見ていましたが、

4コーナーではなんとか外に出せてましたけど、

結局この開幕2週目のパンパン馬場で2番手で進めていた勝ち馬は止まらず、

アランダ嬢が最後追い上げるも2着まで

使ってこれてない分、いきなりってわけにはいきませんでした

確かデビュー前も使って行けばよくなりそうなんて言われてた気がするけど、

この辺も弊害として出てる感ありますよねぇ。

まぁこのメンバーならなんとかして欲しかったと思ってしまうとこですけど

勝ち馬とは位置取りの差がモロに出てしまったレースでしたね

今回なーーーーんとかっっっ首の皮一枚つながったわけで、

権利のあるうちにベスト条件のレースと鞍上を確保して挑みたいところですが、

予定としてさっそく中1週の芝2000m牝馬限定のレースが上がってるけど、

今回の馬体重からもまだまだ予断は許さない感じで、

ぎりぎり4節引っ張って混合の芝1800mの方にすべきかもしれないし、

中1週ってのが良いのか悪いのかが今の段階では判断つかないや

引っ張り過ぎて芝が悪くなってくると逆にアランダ嬢にはよろしくないかもしれないしねぇ。

あと牝馬限定に拘わり過ぎると、数少ない条件なんで逆にメンバー揃っちゃうかもしれないしねぇ。

兎にも角にも、まずは無事でいてください

1回函館3日 3R 3歳未勝利(牝) 芝1800m 天候:曇 芝:良

馬名 馬齢 斤量 騎手 タイム 着差 推定
上り
馬体重 単勝
人気
1 ショウナンサザナミ 牝3 54.0 吉田隼人 1:48.2 35.7 424 +8 5
2 レッドアランダ 牝3 54.0 浜中俊 1:48.4 1 1/4 35.2 418 -12 4
3 ウインクバック 牝3 54.0 丹内祐次 1:48.4 クビ 35.7 442 -4 1
ハロンタイム 12.3 - 11.3 - 12.0 - 12.2 - 12.2 - 12.4 - 12.3 - 11.7 - 11.8
上り 4F 48.2 - 3F 35.8
1コーナー 13(10,9)1,4(6,12)(5,11)15(2,8)(3,7)-14
2コーナー 13,9-10(1,4)(6,12)5(2,11,15)(3,8)7-14
3コーナー 13,9(10,4,12)(1,15)7(5,6,11)(2,8,14)3
4コーナー (*13,9)(10,12,7)(4,15)1(5,11)(2,8,14)6,3

5:愛馬、9:勝ち馬

コメント

浜中騎手

まだ馬が非力で前だけで走っている感じ。
気はいいので出していけば先行はできそうですが、そうすると終いの脚がなくなりそうなので、じっくり進めました。
直線はよく伸びてくれましたが、3~4コーナーで少し捌くのに手間取ってしまったのが勿体無かったですね。
距離もこのくらいが良さそうですし、今日の内容ならすぐにチャンスはきそうです。

 


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レッドアリオン TCC馬になれるのか!?

2017年06月23日 | レッドアリオン
引退してすぐにThanks Horse Projectにお世話になり、

TCC馬となるためにファンディングにかかっているアリオンくん。

最初
2、3日で10口以上になっていたんで、

すぐにでもTCC馬としての条件を満たす40口に達すると思っていたら、

現時点で残り期限10日って段階まで来ましたが、

未だ23.5口(58%)しか応募がありません

いや~400口募集の一口馬で重賞も勝ったほどの仔なんだけど、

出資者の方は引退後はあまり興味ないんですねぇ。。。

さてさて残り10日で果たして40口達成することができるんでしょうか

みなさんの暖かいご支援お待ちしております



アリオンくんのファンディング情報はこちら

レッドアランダ 変わらない流れ

2017年06月22日 | レッドアランダ


出資した14年産の4頭の中で唯一未勝利でもがいているアランダ嬢

出資時の期待度はナンバーワンだったんですが。。。

今回、

 6/24(土) 函館3R 3歳未勝利(牝) 芝1800m 15頭立て

に出走が確定しています

これでようやく2戦目となります

牧場では500キロとかまで膨らむ体が、

トレセンに入厩すると瞬く間に減ってしまうという最悪な展開

初出走時の馬体重の遍歴が、

牧場(502)⇒入厩1週間後(460)⇒レース1週前(448)⇒レース(430)

で1戦してあっさり放牧

そして今回牧場で2ヵ月で472キロまで戻したんですが、

栗東入りしてわずか2日で452キロ(20キロ減

函館競馬場入りして約1週間後に426キロ(26キロ減

2ヵ月の放牧が一瞬にして灰塵に帰してしまうこの感じ

こうなることはある程度予想はしていましたが、

正直この時期にこんな状態なのは厳し過ぎます

やはり昨年の年末にゲート試験だけであっさり放牧に出したのが、

裏目った感が無きにしもあらず

せめてデビューは年内にしておいて欲しかった。

なんかカイバに工夫してもらっったりしてなんとか糸口掴んで欲しいんだけど、

その為にも手元で長く面倒を見て欲しいとずっと思っているんですけど、

下手したらまた1戦で放牧って選択される可能性もあります

角居厩舎で長く置いてもらうのを求めるのが難しいのはわかるんだけど。。。

やっぱりジックリ観察なり、彼女の様子なりを見続けないと微妙なことにも気づかないし、

なかなか手を打てないと思うんですよねぇ

人事が尽されてって状況でもないと思え、あまりこの言葉だけで期待するのは嫌なんだけど、

生き残るために後はもう素質だけでなんとかしてもらうしかありません

ただ近況コメント読んでると助手さんに非力だ非力だと言われるんですよねぇ。

しかも今週には、

「非力なので洋芝はどうだろうと思っていました」

なんて・・・コメントが

いやいやいやなんなのそれって感じです

いくら今年の函館はレコード連発で早いといってもねぇ。

そんなアランダ嬢が重めの函館芝のレースを選択されたのが、

プラスに働いてくれるかどうかも読めません

暑い時期なだけに少しでも涼しい北海道でってのと、

少しでも対戦相手が薄くなってくれる望みのみです

追い切りは函館のウッドコースにて4本。

5/31(水) 時計不明

6/07(水) 69.7-53.8-39.6-12.5 仕掛け
  外ブルーブラッド(3歳未勝利)一杯に5Fで1.3秒追走、2F併せで0.1秒先着

6/14(水) 69.3-53.6-39.3-13.0 馬なり
  外ブルーブラッド強めを6Fで1秒追走、1F併せで併入

6/21(水) 68.7-53.5-39.6-13.1 強め
  外ミッキーディナシー(4歳500万)強めに5Fで0.5秒先行、1F併せで併入

週末にも乗ってるんでしょうが、まぁ遅れてないだけってだけで、

特に何かあるわけでもなく、強調材料が乏しい

1週前なんて「手応えにガチッとくるところがない」なんて言われてましたしね

兎に角、馬場はいいでしょうし、前が止まりにくそうだし、

人気背負いそうなウインクバックが逃げるでしょうから、

前走同様ある程度前につけてレースしてもらえれれば

崖っぷち感がハンパないですが、なんとかこの北海道で勝ち上がりを

レッドルグラン 近況(6月)

2017年06月22日 | レッドルグラン
2017年6月1日 (大久保龍厩舎在厩)

ダートコース1周後、ゲート試験を受け合格。

大久保調教師コメント
昨日の午後の馬体をチェックでも脚元は落ち着いていました。
今日はダートコース軽めに乗ってからゲート試験を受けました。
1頭で受けましたが、さすがにレースを使っている古馬ですね。
1、2本目ともスタートはそこまで良くなかったものの、二の脚はしっかりついて、無事に合格する事ができました。
この後は日曜日に坂路かウッドで15-15程度の追い切りで足慣らししたいと思っています。
また勝たせないといけない馬ですし、まして1年間も休養に当てお待たせしている状況ですから、1戦1戦が大切になってきます。
レースに向けてしっかり準備していきたいと思います。



2017年6月7日 (大久保龍厩舎在厩)

ダートコース1周後、ゲート練習、坂路1本。

坂路 助手 レッドルグラン 6/4 58.1-43.7-29.4-15.2 馬なり
坂路 助手 レッドルグラン 6/7 71.6-50.9-32.6-16.1 馬なり

大久保調教師コメント
ダートコースで体をほぐしてからゲート練習をしました。
先週の試験には合格しましたが、スタートはそこまで速くなかったですからね。
試験を受けたことで馬も理解したようで今日はスムーズに対応できていました。
日曜日にも坂路に入れていますが、徐々に走りも良くなっていますね。
体調も上がってきましたよ。
明日の追い切りを見てレースを決めたいと思います。



2017年6月8日 (大久保龍厩舎在厩)

坂路2本、2本目併せ馬で追い切り。

坂路 助手 レッドルグラン 53.1-38.5-25.0-12.8 一杯
坂路 助手 ヒラボクテイオー 53.2-38.2-24.6-12.4 一杯

助手コメント
1本目に息を整えるくらいのペースで追い切りに備え、2本目はスタートから併せる形で追い切りました。
昨日からの雨で馬場状態は良くなかったのですが、パワーのある馬なので馬場を気にする素振りはなかったですし、前半はスムーズに運ぶ事ができました。
ラスト2Fからビッシリやりましたが、さすがに休んでいた分もあってやや脚色が鈍り、併せた馬も稽古駆けするので最後は少し遅れる格好に。
それでもよく頑張っていますし、登坂後の息の戻りも早かったので、今日しっかりやったことでピリっとしてくると思います。

大久保調教師コメント
遅れはしましたが、真面目な馬なので自分から進んで行こうとしていましたし、走りもまとまっていて悪くはなかったです。
体調も上がって来ていますし、この後も追い切りを重ねていけば更に良い状態に仕上がると思います。
レースの方ですが、来週の東京9レース(青梅特別/D1600m)を視野に入れています。
まだ526キロあって太めが残っているので、輸送で絞れてくれればと思いますし、東京のマイルでは結果が出ていませんが、レース振りは悪くなかったので、もう一度試してみたいと思います。
あくまでも来週の追い切りの動きを見てから判断したいと思いますが、使う場合は津村騎手にお願いします。

馬体重526キロ



2017年6月14日 (大久保龍厩舎在厩)

坂路にて併せ馬で追い切り。

坂路 助手 レッドルグラン 52.8-38.4-24.5-12.2 強め
坂路 助手 ソウォン 54.3-39.3-25.2-12.5 一杯

助手コメント
坂路にて併せ馬で追い切りました。
走りやすい馬場だった事もあり、下ろしがけからしっかりした動きで好感触でした。
気持ちも高まって来ていますが、煩くはなり過ぎずに気合いも程ほどにあるくらい。
先週ビッシリやった事で今日はラストもまだ余裕がありましたし、追ってからの反応も早かったです。
順調に調整する事ができたので、予定通り今週の出走になります。
長期休養からの復帰戦になるので、まずは無事に走り切ってくれればと思います。

大久保調教師コメント
暑くなってきましたが、バテたりもせず、変にテンションが高くなる事もないので、ここまでは良い感じで調整ができています。
今日は最終追い切りでしたが、先週しっかりやって馬もピリっとしたようで、動きも良かったですね。
今日の午後から獣医師の出走診断を受けて、問題なければ日曜東京の青梅特別を津村騎手で使います



2017年6月15日 (大久保龍厩舎在厩)

厩舎周りを引き運動。
今週18日(日)の東京競馬、青梅特別(ダ1600m)津村騎手で出走。

大久保調教師コメント
追い切った翌日なので厩舎周りを引き運動で調整しています。
追い切りをしっかりやった割に、今日の運動中の歩様にも硬さはなかったですし、脚元にも違和感はありません。
昨日の午後、出走診断を受けましたが、それも問題ないとのこと。予定通り今週のレースを使います。
去年の骨折から1年という長い時間が経ってしまいましたが、調子は良い時と比べて遜色はないと思います。
馬体重は530キロなので休養明けの分はありますが、良いレースを期待しています。

馬体重530キロ



2017年6月21日 (大久保龍厩舎在厩)

昨日の馬体チェックの際、左前球節部の触診で痛がる素振りを見せていたためエコー検査を行ったところ、左前繋部浅屈腱炎を発症していることが分かりました。

大久保調教師コメント
レースでは1年のブランクを感じさせない良い走りをしてくれたと思います。
ただ、昨日の馬体チェックの触診の際、左前繋部分を触ると痛がる素振りを見せていて熱も少し持っていたので、今日エコー検査を受けたところ、左前繋部浅屈腱炎を発症していました。
繋部分という事あり、まばらに抜けている形なのでハッキリ何%抜けているかは分かりませんが、獣医師からは全治9か月以上とのことでした。
今後については協議して決めさせていただきます。



2017年6月22日 (大久保龍厩舎在厩)

左前繋部浅屈腱炎の診断を受け今後について協議しましたが、再び一年近くをかけて治療したとしても再発の可能性が高く、度重なる休養により次の復帰時に能力や闘争心を維持できる保障もありません。
残念ではございますが、ここで引退の結論に至りました。
出資会員様には追って書面にてご報告いたします。
長い間、レッドルグラン号へのご声援ありがとうございました。

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東サラ16年産募集 セレクト5000万馬

2017年06月20日 | 全般
今年の東サラの募集馬にはセレクトセール馬が3頭もいます

いずれも昨年の当歳セールで仕入れているわけですが、

2014年から東サラのアドバイザーとして名を連ね、

募集カタログの「馬体の特徴と適性」コメントや、

Gallopでの東サラ広告「鬼の目」なんかを執筆されてる、

鬼塚善臣氏の名義で落札されています。

この辺ってどういう経緯での繋がりなんですかねぇ

初めから東サラ用に仕入れていたのか?そうではないのか?

少し気になるところ


まず1頭目は、

京都新聞杯を勝ちダービーでドゥラメンテの2着だったサトノラーゼン(父ディープ)や、

兄に続いて今年の京都新聞杯に出走したけど2着で惜しくもダービーに出られなかったけど、

残念ダービーの白百合Sをあっさり勝ってるサトノクロニクル(父ハーツ)の半妹で、

スクリーンヒーロートゥーピー16(14歳時の9番仔)。

この仔は牝駒で3600万もしていて、
(セレクト馬としては高いってわけではないでしょうけど

高齢に差し掛かっっている時の9番仔ってのもあるし、

せっかくスクリーンヒーロー産に出資するなら、

安くて面白そうな牡馬に出資したいと思ってしまうので、

価格的にはちょっとどうなのそれって感がありますけど

まぁお兄さんたちの実績や、そもそもお母さんも仏1000ギニーで2着していたり、

アランベール賞っていう2歳G3も勝っている実績馬なんで、

1コ上の牡駒トゥーピー15(父ゼンノロブロイ)もセレクトで5000万してたりします。

ちなにみラーゼンは6600万、クロニクルは8400万しています。

ただ母父Intikhabってのがどうしてもわたし的には、

あの名牝スノーフェアリーの父っていう強いイメージがあって、

軽い馬場向きな血統に思えなくて、スクリーンヒーローでどう出るかなんですけどね。


次に目立たないというか目に着く点があまりないというか、

2200万のジャスタウェイワイオラ16(15歳時の8番仔)。

ワイオラ自身は2011年のTattersalls December Mares Saleにて、

5番仔となる中央ダート3勝のシルク馬トレジャーステイト(父Oasis Dream)を受胎した状態で、

52万5000ギニーにてノーザンファーム(吉田勝已)が導入した繁殖。

他の兄姉には、

キャロット馬のマカレア(父ダイメジャ 牝 8戦1勝 募集額2000万)

サンデーR馬のミリラニ(父ハーツ 牝 新馬 募集額2000万)

あと2番仔にあたるApproveって馬がノーフォークS、ジムクラックSなどの2歳G2レースを勝っていて、

2歳G1のミドルパークSで3着って実績がありますね。

鬼塚氏の相馬眼に期待しているかジャスタウェイに興味がある方向け案件のように思えます。


そして最後に3頭の中で群を抜いて高い5000万馬がいます

祖母にウインドインハーヘアの名があり、

兄にリルダヴァルやヴォルシェーブの名が連なる、

ヴィクトワールピサヴェイルオブアヴァロン16です。

名牝系と言っていい血筋なわけで、わからないでもない価格ではありますが、

19歳時の13番仔で結構高齢な時の仔なんですよねぇ
(3頭とも今回比較的高齢なんですよね)

東サラさんは比較的セリ馬には良心的な価格で募集してくれますが、

さすがに元が5000万(税抜き)だと募集額がいくらになるのか。

ちなみにユニコーンS勝ちのセレクト馬レッドアルヴィス(父ゴールドアリュール)が、

5250万(税込み)の5800万募集でした。

先ほど名を挙げた代表産駒の2頭も6勝もしていて1、2億以上稼いではいますが、

重賞勝ちはありませんし、ヴィクトワールピサ産駒で6000万超え募集とかになれば、

さすがに躊躇される人が多い気がするんですよねぇ。

ディープ好きの血統好きな方向けな案件な気がしています

まぁお母さんヴェイルオブアヴァロン自体ってアメリカで走って19戦7勝の戦績で、

ドラローズHってG3も勝っていたりします。

で当たり前といえば当たり前なんですが、

やっぱり当歳セールの頃からどれだけ成長しているか

そしてどれだけさらに成長しそうか

というのが最後の決め手で、デキ次第といったところでしょうかね。

興味は尽きないんですが、

このクラスの値段ならディープ牝馬の方に食指がと思ってしまうんですよね

まぁ結局3頭ともに言えると思うんですが、

先ほどもチラッと言ったように3頭を落札した鬼塚氏の相馬眼に期待するかどうか

これに尽きるのかな

15年産は鬼の目とかでも散々セール記事書いたりしているし、

16年産のこの辺のセール馬たちで結果が出るかどうか注目です

東サラ16年産募集 Night of Dubaiって?

2017年06月18日 | 全般
昨年は9頭のディープ産駒を募集し、

今年も募集32頭中7頭ものディープ産駒をラインナップに登場させた東サラさん

 7歳 レッドエルザ 
 7歳 レッドファンタジア
 8歳 レッドヴァージン 
 8歳 レッドメデューサ
 9歳 セレブレイションキャット 
 10歳 レジュールダムール 

この辺はみんなまだ若いお母さんたちだし、山本オーナー持ちである限り、

今後東サラの屋台骨となる主血統となっていくんでしょうかねぇ

果たしてどのお母さんから一流馬が出るのか

それとも出ないのか

これからの東サラの命運を握っているといってもいいかもしれません
(アタリはディザイアやリヴェールにファルクスのように、
 こんな高額馬からでなく全く別なとこかもしれないけど

ただサセッティやアルレシャ含め2017年産には、

オーナー持ち唯一のG1馬スピルバーグがつけられてるのが多く、

それが少し気になるんですけど(いろいろな意味で)

さて上記6頭のお母さんたちは昨年や一昨年にも募集があって知っているんですが、

残る1頭、Night of Dubai(父Lord of England)って

2014年のTattersalls December Mares Saleにて、

山本オーナーが14万ギニーで落札した肌馬のようです。

その時に受胎していたHigh Chaparral(ハイシャパラル)との仔は、

今年の5/23に開催されたHBAトレーニングセールで590万円で落札されています。
(販売者:パイオニアファーム/販売希望価格:500万円 公開調教

でも落札者って東サラと繋がり強い鬼塚義臣氏なんですけどね

オーナー馬を鬼塚氏が買うってなんなんでしょうねこの商流?

さてNight of Dubai自身の戦績は7戦1勝ですが、

ディアナ賞(独オークス)のトライアルレースで3着、



本番でも5着(道中2番手でレース進めてる馬)するなどの戦績を残しています。

ドイツ血統なんで馴染みの薄い血統ですが、ドイツの名門といえる牝系のようです。

注目は彼女の半姉Night Magic(父ショロコフ Sholokhov)は、

2009年のディアナ賞を逃げ切って勝ったG1馬で、

ドイツ年度代表馬にも選ばれ、2010年にはバーデン大賞も勝っていて、

重賞を5勝も勝っている名牝です。

その翌年のバーデン大賞後すぐにノーザンファーム(吉田勝巳)が輸入していて、

サンデーRで1億3千万で募集されてた初子となるフォイヤーヴェルク(父ディープ)は、

募集時から「別の生き物みたい」的な表現でムチャクチャ褒められてましたよね。

まぁその時の期待度からすると残念な状況で、現状は9戦2勝止まりの条件馬ではありますが

その下の4頭もずっとディープが付けられており、

 アルミレーナ(牝 父ディープ) サンデーR 5000万募集 5戦2勝
 ノチェブランカ(牝 父ディープ) 社台オーナーズ 4500万募集 新馬
 ナイトマジック16(牡 父ディープ) サンデーR 8000万募集
 ナイトマジック17(牡 父ディープ) 

まだまだノーザングループで評価の高い血統です

半弟Night Wish(父ショロコフ Sholokhov)もバーデン大賞やオイロパ賞で3着とG1でも好走していたりして、

ほんとドイツで勢いのある血統で、近親にはノヴェリストの名も見受けられます。

さてそんな血統にディープを狙って付けたと思われるNight of Dubaiの3番仔となるナイトオブドバイ16は、

どんな値付けで募集されるんでしょうねぇ

正直ディープ牡馬ってだけで手が出しにくい額になりがちなんで、

興味はあれど見送り公算高い気もするけど。。。

どんな馬体の仔か早く見たいものです

あとそもそも栗東に来てくれるんでしょうかね?

レッドルグラン 東京9R 青梅特別 ダ1600m

2017年06月18日 | レッドルグラン

なが~~い休養を経て約1年ぶりの復帰戦

東京は今回と同コースの三峰山特別で1度だけ走ったことがあり、

0.5秒差の7着と経験値としてはあります。

パドックではやや煩さを見せていたのと、それ以上に体が緩そうでしたね

馬体重が526キロでプラス18キロ。

見たまんま休み明け太目そのものだなぁっといった印象でした。

スタートはポンと上手く出て一番スタートが良かったし、

そのまま逃げちゃうんじゃないってぐらいでしたね

三峰山特別の時も番手でレース出来ていたように、

ルグラン坊やは前々で勝負できるんですよね

内にいたアディラートが先手主張したんで、2番手からのレース運び。

直線向いても仕掛けるタイミングを計るように、展開自体は本当に絶好でしたが、

最後伸びきれませんでした

このあたりやっぱり長期休養明けで体がまだ出来てなかったからかも

まぁ久しぶりの復帰戦としては悪くはないレースぶりで、

このクラスなら上位の力があるところを見せてくれました

レース前から言っていたように来週のリボン賞だったらなぁっと、

今でも思っちゃうんですけどね

兎に角、今回の反動が何も出ないことを祈るばかり

 

次、順調で出られるなら、

 中2週 濃尾特別 定量(ダ1900)
 中3週 インディアトロフィー ハンデ(ダ1800)

中京のこのあたりですかね

ハンデ戦よりは定量戦の方がいいと思いますけど、そもそも出られるかどうか。

 中1週 猪苗代特別 定量(ダ1700m)
 中2週 天の川賞 定量(ダ1700m)
 中4週 横手特別 定量(ダ1700m)

といったあたりの福島遠征という選択はやめて欲しいかな。

3回東京6日 9R 青梅特別 ダ1600m 天候:曇 ダ:良

馬名 馬齢 斤量 騎手 タイム 着差 推定
上り
馬体重 単勝
人気
1 クインズサターン 牡4 57.0 戸崎圭太 1:37.4 35.6 470 -8 1
2 アディラート 牡3 54.0 内田博幸 1:37.4 クビ 36.8 490 3
3 リヴェルディ 牡3 54.0 柴田大知 1:37.5 1/2 35.5 512 ±0 4
4 レッドルグラン 牡5 57.0 津村明秀 1:37.7 1 1/4 37.0 526 +18 11
ハロンタイム 12.5 - 11.4 - 12.0 - 12.3 - 12.4 - 12.3 - 11.9 - 12.6
上り 4F 49.2 - 3F 36.8
3コーナー 3,6(5,14)(9,15)(4,13)8(10,11)16,1(7,2)12
4コーナー (*3,6)14(5,15)(4,9,13)10,8(11,1,16)(12,7,2)

6:愛馬、16:勝ち馬

コメント

津村騎手
流石に長期休養明けで体は重く感じましたね。
最後は一杯になってしまいました。
それでもこれだけ走れるのですから、能力は確か。
今日の内容なら次はもっとやれるでしょう。

 

あのパドックでの馬体を見て、ルグラン坊やを信用しきれなかった馬券


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レッドカルディア 函館12R 遊楽部特別(牝) 芝1800m

2017年06月17日 | レッドカルディア

北海道シリーズに参戦することになったカルディア姫。

その開幕1日目のレースに早速登場です

この日はどうも芝丈が短かったようで、10、11Rと立て続けにレコードという早い時計連発。

あまり高速決着にカルディア姫は向かないんじゃないかなぁっと思っていたら、

いや~想像以上に見どころないレースになりました

パドックでの雰囲気は懸念されてた毛艶はピカピカ光ってたし、

歩様も特に気になるものはなさそうだったし、

プラス18キロは若干重めかなとも思わないでもなかったけど、

それは久々の初戦になる今回は想定通りだと思ったし、

スタートも悪くなく内目の枠だったんで、好位追走でのレース運びも出来ていました。

ただ直線手前で前が詰まりながらも直線に入って追うも。。。

鞍上は200m付近で完全に追うのやめましたよね

勝ち馬から0.8秒差の11着惨敗で終わってしまいました。

体が伸びっぱなしで走ってるってことで、最後まったく手応えが残っていなかったと

走り方忘れちゃったのかなぁ

適度な間隔でレース使ってもらえれれば変わってきてくれるのかなぁ。

次権利ないけど使いたいとこ使えるといいんだけど。

1回函館1日 12R 遊楽部特別(牝) 芝1800m 天候:晴 芝:良

馬名 馬齢 斤量 騎手 タイム 着差 推定
上り
馬体重 単勝
人気
1 ブレイクマイハート 牝4 55.0 松岡正海 1:46.7 35.6 454 +14 10
2 デルマオギン 牝4 55.0 北村友一 1:46.9 1 1/4 34.8 478 -4 11
3 フライングレディ 牝4 55.0 藤岡康太 1:46.9 アタマ 35.5 438 ±0 1
                     
11 レッドカルディア 牝4 55.0 浜中俊 1:47.5   36.0 464 +18 8
ハロンタイム 12.0 - 11.0 - 11.7 - 12.0 - 12.3 - 12.1 - 12.1 - 11.8 - 11.7
上り 4F 47.7 - 3F 35.6
1コーナー 12-11,1,8,3,13,6(7,14)(2,9)(5,4,16)-15
2コーナー 12-11,1,8-3(6,13)(7,14)2,9(5,16)4,15
3コーナー (*12,1)(6,3,11,8)13,7(2,14)9(5,16,4)-15
4コーナー 12(6,1,8)(3,13)7(11,14,4)(2,16,9)5,15

3:愛馬、12:勝ち馬

コメント

浜中騎手
ずっと体が伸びて走っていました。
伸びているのを無理に起こして走っているので、脚が溜まっているように見えて力をロスしている感じですね。
道中そのような走りですから、いざ追い出してもスカスカで反応は無かったです。
もっと自分で伸縮して楽に走れればいいのですが、自分で走り辛いフォームにしてしまっていますね。
以前との比較はできませんが、体重が増えて馬自身で持て余してしまったところもあるかもしれないです。
馬は落ち着いていて雰囲気は良かったので、久々を使って次は変わってきそうですよ。

 


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レッドルグラン 1年ぶりの復帰戦

2017年06月17日 | レッドルグラン


昨年の6月末に右膝の骨片が飛んでいることが発覚したわけですが、

手術を決断された時はここまで時間がかかるイメージはなかったと、

わたしは記憶しているんですが、

まさか

栗東そばの島上牧場に8ヵ月もお世話になってしまうとは・・・

その間ほぼ乗り込むことなくただただ運動を続ける日々。

さらに吉澤ステーブルWESTにて3ヵ月乗り込んで、

予想もしてなかった1年の空白期間

これまでしっかりとした情報が全然与えられないんで、

正直ここまで見込みが外れた理由がよく判んないんですけど

推測でしかありませんが、なんかあったんでしょうね。

すでに5歳になって半分が過ぎ去ってしまっているんで、

なんとかここからは順調に使われ、夢のオープン入りを目指して欲しいところで、

まずは自己条件の1000万クラスの特別戦、

 6/18(日) 東京9R 青梅特別 ダ1600m 16頭立て

に出走が確定しています

正直もう少し栗東でしっかり調教してもらって、

勝ち星のある来週の阪神の適鞍リボン賞(ダ1800m)でいいと思うんですが、

輸送で馬体重を絞ろうという建前で東京に遠征します。。。

正直この方法はあまりいいように思えないんですけどねぇ

鞍上は現状リーディング27位の津村騎手。

宝塚記念の日ならリーディング上位の騎手も集まるはずで、

早めなら鞍上も手配しやすかったと思うリボン賞でなく、

このベストとは思えないレース選択ってなんなんだろって考えると、

いろいろ穿ったことを思い浮かべてしまいます

どう考えても乗り込み量や鞍上やコース条件って点において、

リボン賞の方が確実に条件合うはずなんですけど

しかも節もあるから確実に出れるはずですし、

1戦目の選定は結構今後に向け重要だと思っていたんだけど・・・

兎に角、このレース選択が良い結果を産んでくれることを祈るしかない状況

5/27(土)に入厩してゲート試験も受けなければならなかったので、

追い切りは坂路で2本。

 6/08(木) 53.1-38.5-25.0-12.8 一杯
 6/14(水) 52.8-38.4-24.5-12.2 強め

時計を見る限り確実に調子上がってきていると思われますが、

やはり本数が足りてない感は否めないとこで、中身まで伴ってきているかどうかもわかりません

いくら現級勝ちしていて、前走もこのクラス2着という実績ではありますが、

メンバーもなかなか揃った感があるし、

さすがにこれだけのブランク明けなんで、まったく強気になれない今回

まずはどんな走りが出来るのか試走という感じかな


このレース、

降級の薫風S組の2頭がおそらく難敵となるんでしょうが、

菜七子ちゃんで連勝中のコパノアラジンが馬券人気もってってくれるんでしょうか?

愛馬初出資だったクレイドル嬢の従妹にしてコルディス女史新馬戦で敗れたけど、

ダートで開花しUAEダービーにもチャレンジしたアディラートの名も。

アディラート含めた3歳勢4頭は勢いあるし、斤量の恩恵もあり侮れないはずだし、

堅実そうなフィールザプリティや、クレイドル嬢の半弟ストロングトリトンまでいるという、

ほんと見るだけの立場なら面白そうなメンバーなんですよねこのレース。

ルグラン坊や絡めて3連系の馬券は買おうかな

東サラ16年産募集 やはりエリモピクシー16の名がない!?

2017年06月16日 | 全般
今日東サラの16年産の募集馬のリストが発表されました

で何より一番気になっていたのが、

ハーツクライの牡馬でむちゃくちゃ出資したかったエリモピクシー16

その名前がリストにありません

血統登録されてなかったようなんで、どうなるかと気になっていたんですが、

やはり募集されませんでした。

くぅぅぅ~~~出資したかったのに

17年産のディープ牡馬は絶対無事に募集して欲しい



リストを眺めていると何気にスクリーンヒーロー産駒が2頭いますね

特にサトノラーゼンの妹トゥーピー16

これは注目高いんじゃないですか

昨年のセレクトセールで3,600万で落札されてましたがさてさて。

この辺流行に身を任せる東サラ、嫌いじゃないですよ

レッドカルディア 北海道シリーズ参戦

2017年06月15日 | レッドカルディア


昨年勝ち上がった夏のレース後、5ヵ月ほど間隔を開けられ、

小倉に中1週間隔で連続遠征で2戦して調子落とし、

サクッと放牧に出されていたカルディア姫

そして結局は北海道シリーズ入りまで待つという、

すっかり中央場所で勝負させてもらえない感タップリの扱いに陥っています

良血揃いの激戦角居厩舎の宿命とはいえなかなかこの扱いはツライ

カルディア姫自体も良血なんだけどねぇ

同厩の全妹はオークスに出たりしてるんですけどねぇ

先月27日に函館競馬場に入って3本の追い切りで

 6/17(土) 函館12R 遊楽部特別 芝1800m 16頭立て

に出走が確定しています

函館入りする直前の写真を見た瞬間、



まだ毛が伸びててほんと体調大丈夫かなぁ

って不安にさせられましたが、近況コメントを見ている限りでは、

毛が抜け始めて毛ヅヤも張りもグングン良くなっているそうなんですよね

しかもカイバ食いがかなりいいそうで体調自体はおそらく大丈夫なはず

ただ1週前の追い切りでは、

 函館W 67.8-53.0-39.5-13.1 一杯

併せた3歳未勝利馬のチルアウトに先行して0.2秒遅れて、

まだ体が重かったそうなんですよねぇ

最終追いではよくなってきているそうですけど、

今回は完調手前でのレースといったところでしょうか。

なので好勝負というより、次走に向けてキッチリ権利を取って欲しいところです



そうそう半妹のレッドゼノビアにも出資したかったんですが、

キャンセル応募しましたがアッサリ落選



近況読んでも順調そうで、良さげなんですよね~

レッドアリオン Thanks Horse Project

2017年06月04日 | レッドアリオン
アリオンくんの引退発表から2日が経ちましたが、

これまでのアリオンくんの記事なんかを読み返したりして、

タキオン産でケガらしいケガもなく40戦もこなしてくれた彼の頑張りは、

ほんと凄かったと改めて思い知らされています

東サラの公式HPでも伝えられていた、

引退馬を支援していくというプロジェクト、

Thanks Horse Project

にアリオンくんがお世話になることになりました

まずは岡山にある『吉備高原サラブリトレーニング』さんで、

今後に向けてトレーニングに励むことになるようです。

もうすでに岡山入りしている様子(TCC twitter

「とても大人しく賢そうな子」だって

なんかアリオンくんらしくないですね

そして現在、引退馬ファンクラブ TCC FANSにて、

下記期間で一口オーナーのファンディングが行わています。

 6月4日(日) 14時 ~ 7月4日(火) 17時

1ヵ月以内に40口以上の支援が確定するとTCC馬となり、

情報管理・キャリア支援が行われていくことになるそうです。

角居先生が積極的に提唱していて存在自体は知っていましたが、

今回アリオンくんを支援したくてわたしも参画させてもらうことにしました

脚元の不安等での引退でなかったわけですが、

早く嚢胞の具合が良くなって元気な姿を見せて欲しい

わたしの出来る範囲でしかありませんが、末永く彼を応援していきたいと思います


(デビュー戦のアリオンくん)


アリオンくんのファンディング詳細
現時点(19:30)ですでに11.5口集まってますね

ありがとう アリオン

2017年06月02日 | レッドアリオン
我が愛馬レッドアリオン

今日、引退が発表されました。

7歳になって転厩、そして去勢という流れのなか、

手術した後、睾丸に腫れがありなかなか症状が回復しないまま、

症例のない状態に陥り、あまりに残念な最後となってしまいました

腫れのある中で手術に踏み切った点は、

ちょっと人災な側面があるような気もしないでもないですが

これまでの愛馬の中で最高に活躍してくれたアリオンくん

その活躍を今一度振り返りたい。


時は2011年秋。

今やすっかり東サラ血統のようなイメージのあるエリモピクシーっ仔。

でもあの時はエリモの血統でまさかの東サラでの募集



ほんとかなりのサプライズでした



タキオンのラストクロップでもあったし、迷わず第一希望(1頭入魂)で申し込みましたよ
(何より彼の目が気にいったんですよね

そして順調に吉澤Sにて育成を経た彼は2012年の7月後半には、

この時すでに重賞ウイナーであった兄2頭(リディル、クラレント)と同じ橋口厩舎に初入厩を果たし、
(お兄さんたちの活躍 

9月の阪神にてデビュー戦を迎えます。



1枠1番だったんでパドックに先頭で入ってきていきなりイヤイヤしていたアリオンくん。

隊列を乱したりして、ほんと幼かったよなぁ

初戦は小牧さんの遅仕掛けで届かず

でもセンスは感じる内容だったんですぐにでも勝ってくれると思っていたら、

彼の初勝利はデビューから5戦も経っていました。

その初勝利を挙げたレースは見事な逃げ切り勝ち



この頃はよく舌を出していたんですよねぇ

口取りの時に橋口弘次郎先生が勝って当たり前みたいなことを仰っていたのをよく覚えています。

しかも先生の900勝メモリアルでもありましたから

で2歳で5戦もしたんですが、

年明け早々のシンザン記念、アーリントンCと重賞を連戦していくんですよねぇ

この使い方には流石に不安を覚えました。

脚元が弱い仔が多いタキオン産でしたし余計に

でもデビューからNHKマイルCまで月1ペースで10戦を、

休まず闘い続けてくれるんですよね~アリオンくんは

重賞でも掲示板にはのってくれて通用しないとは思わなかったんだけど、

決め手に欠ける感もあったこの頃。

アーリントンCの次の中京フローラルウォーク賞で2勝目を挙げてくれます。



わたしは今でも彼の一番綺麗な勝ち方で強いと思っているレースです。

この時もまだ舌だしアリオンくんでしたが

このレースで結果を出し初騎乗だった川須くんがアリオンくんの主戦となっていきます。

そして次のニュージーランドTでは出遅れ気味でしたが、

一瞬勝てると思わせてくれた直線の攻防で2着し、G1への権利をしっかりゲット

ただこの頃から出遅れ癖が出てきたんですよね

そして私にとってあのドキドキ感は忘れられない、



初G1出走だったNHKマイルC



当然、横断幕引っ提げ東京競馬場に応援に行きました



甲斐さんと頭ごっつんこなんかもありました

そしてこれまた忘れられないスタートでの出遅れ

それでもG1で上がり最速の脚を繰り出し4着は興奮させてもらいました

結局3歳の内は2勝止まりだったんですが、

明け4歳の初戦となった中山のニューイヤースSを、



蝦正さん鞍上の横綱相撲で勝ってOP入りを果たしてくれます。

この頃は坂のあるコースの方が合ってるってみんな言っていたと思うんですが、

この後(京都で2連勝して)それが変わっていくんですよね。

でOP入りしてそのまま安田記念を目指すため重賞を2回使うんだけど結果出ずで出れず、

中京の安土城S(芝1400m)で惨敗したりして、夏は休養。

でその休養明けの秋初戦が西宮S



このレースもほんと強かったです

「大外豪快に伸びる」とあるように、

後方から直線でアッという間に抜き去る姿は爽快でした

舌出して遊んでましたけどね

でもこのレースからまた川須くんから小牧さんに手が戻ったんですが、

小牧さんは勘違いしちゃったというかなんというか、

アリオンくんは掛かる馬だから控えた方がよいと思っちゃったんですよね

なのでこの後の3戦すべて小牧さんの手でしたが、まったく結果出ず・・・

明け5歳からは再び川須くんに戻り、まさにアリオンくんの絶頂期を迎えます

まず初戦の洛陽Sを勝ちます。

川須くんはいい感じで先行させて結果を出すんですが、

これこそがまさにアリオンくんの競馬なんですよね



リーガルもこの日勝ってダブル勝利ダブル口取りを果たすという夢のような日。



後日ゼッケンも当たってほんと私にとっても記念に残るレースです。

そして極め付けは、



続くマイラーズCでの初重賞制覇



愛馬で重賞の口取りを果たすというわたしの夢を叶えてくれた瞬間でした

この為に一口馬主になりましたからね



今も部屋にはその口取り時のポスターを飾っています



そうそうこの時のパドックでの甲斐さんの表情は自信に満ち溢れていました

あとその時の記事なんかをデカデカとのっけておきます。







今見返しても興奮蘇えります

本番の安田記念では結果でなかったんですが、

この年は初めて夏競馬に参戦し、



新潟の関屋記念も制覇してしまいます



しかも前年同レースを勝っていた兄クラレントと兄弟連覇

ついでにスマートオリオンとサマーマイル王を分け合って戴冠しちゃいます

ただアリオンくんはここまでが最高潮でした

この後、G1を4戦、G2、G3を9戦もこなしてくれるんですが、

まったく振るわず。。。

そして最終的には冒頭のようになってしまいました

最後は本当に残念としか言えませんが、

これほどの経験をさせてもらったアリオンくんには感謝の念しかありません

ありがとうアリオン



レッドアリオン
父 アグネスタキオン
母 エリモピクシー
母父 Dancing Brave


生涯戦績
40戦7勝


主な勝ち鞍
'15 マイラーズC(G2)
'15 関屋記念(G3)
'15 洛陽S(OP)
'14 ニューイヤーS(OP)

総賞金 2億5千4百98万5千円
内付加賞 3百73万5千円
収得賞金 8千3百50万円

レッドアリオン 近況(6月)

2017年06月02日 | レッドアリオン
2017年6月1日 (奥村厩舎在厩)

コメント
引き続き獣医師を含め関係者間で協議を続けています。
状態面に大きな変化はなく、嚢胞の腫れ以外の体調面、飼い食いなどは問題ありません。



2017年6月2日 (奥村厩舎在厩)

引退

コメント
右睾丸の腫れた嚢胞について、獣医師に症例等を確認してもらいながら今後について協議してきましたが、過去に同様の症例は見当たらず、現状では対処のしようがないとのこと。
鼠蹊ヘルニアに腫れの症状が似ていますが、それとも違うとのことです。
嚢胞の内部は液状のものが溜まっているだけではなく、しょう液や繊維質が絡み合った状態なので、切開して液を出せば済むというものではなく、かといって嚢胞ごと切除すれば機能不全から命に関わってくる可能性もあるとのことで切除手術も行えません。
腫れはミホ分場に到着した当初からさらに肥大化が見られ、今週も軽めの運動は続けていますが、このような状況でさらに負荷を上げていくことは難しく、例え出走にこぎつけたとしても能力を発揮することはできないと判断いたしました。
引退後は馬の体調次第ではありますが、角居調教師の提唱するThanks Horse Projectに引き取ってもらう予定となっています。
出資会員様へは追って書面にてご報告いたします。
長い間、レッドアリオン号へのご声援ありがとうございました。

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