皆様こんにちは
山三三ツ屋染舗の三ツ屋です。
前回浴衣の縮みの事の続きをお話しました。
浴衣は現在仕立て上がり(プレタ)か反物購入後に仕立てるかですが
プレタの浴衣は当然湯通しをしていません。
反物で購入後湯通し後に仕立てた物とそのまま仕立てた物に分かれます。
実際に湯通しの作業をしている仕立て屋さんやクリーニング業者さんは
ごく少数か皆無と思います。
私がこのブログを通じて湯通しの重要性と大切さを訴えているのはこの為です。
あるクリーニング業者さんと雑談中に浴衣のクリーニング後の詰まりの話をした所
「クリーニングに浴衣が詰まるのは当たり前だし何でもクリーニング店のせいにされるのは困る」
と言っていました。
別の業者は「私は浴衣がクリーニング後に詰まる事を事前にお客さんに説明している」
と言う方もいらっしゃいました、確かにオーダーのYシャツもクリーニング後に衿が詰まるので
あらかじめ大きく仕立て有る物も有ります。
今回の浴衣は百貨店で反物にて購入後に湯通しを行わずに仕立て物と思われます。
何処に責任があったのかを色々と思いを巡れせて、出た結論は販売者、仕立て屋さん
洗い前に採寸しなっかたクリーニング業者、
特に我々専門業者の着物に対するお客様へのPR不足と考えます。
昨今ブログで少しでも専門業者としての知識と染色補整技能士及びしみ抜き職人として洗い張り職人としてや
クリーニング師また和裁職人の知識と経験やお客様に対する気持ちをつたない文章ながら書き続けています。
浴衣を初め着物全般(絹物)は水洗いを行う時に、生地のスレの発生、
(先日書いた専門店の強みの記事→http://blog.goo.ne.jp/toyo32892/d/20150805)や
反物の詰まりを常に考慮しながら作業を続けています。
クリーニング(水洗い)後の浴衣ですが、当店で再洗い後、事故品(詰まりや小じわ)用の薬剤を
使用して、伸ばしてみた所非常に良く伸びました。
縮まないように乾燥して仕上げ(プレス)で更に伸ばしてみました。
(吹上プレス画像)
(画像は小紋のプレスしている所)
吹上プレスと高出力モーターによるサクション(吸い込み)で
伸ばした生地を短時間でセットして行きます。
最終的に採寸してみた所、元の寸法身丈4尺3寸5分(165cm)までには戻りませんでしたが、
4尺3寸2分(164cm)までは何とかでました 後3分(1cm)が出ませんでした。
袖丈も1尺3寸(約49.5cm)が 実寸1尺2寸9分(約49cm)でした。
1分(約4ミリ)程出ませんでした。お客様に良くご説明してもらいその後の
クレームはありませんでした.
きものを愛する読者の皆様、浴衣の洗いは
知識と経験豊富な和服お手入れ専門店の
山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。
浴衣 丸洗い 3.000円+消費税
〒062-0902
札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号
電話011-811-6926 FAX011-811-7126
メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp
ホームページ http://328senpo.sakura.ne.jp
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