皆様こんにちは
山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。
いつも当ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
家の整理をしていて、丹前にしみがついているのでしみ抜きをして
欲しいとのご依頼です。
丹前
丹前(たんぜん)とは、厚く綿を入れた防寒用の日本式の上着。
褞袍(どてら)ともいいます。長着の一種。
当初は旗本に仕える使用人の旗本奴たちの間で流行し、これが一般にも広まった。
丹前は綿の入った広袖の長着で、布地は派手な縞柄のものが多く、これを丹前縞という。
また、厚手のウール生地で作られた、中綿の入っていないものもある。
なお、綿入れ袢纏(はんてん)は羽織風の腰あたりまでの上着であるが、
地方によってはこれを丹前あるいはどてらと呼ぶこともある。
日本の東北地方、北海道地方では、掻巻(寝具)のことを丹前と呼ぶ。ウィキペディアより
当店も建て替える前は大正時代の建物だったので、冬はとても寒くて、丹前を着て
足元には懐炉を入れて寝ていました。丹前が肩口から入ってくる冷気が防げるために
とても暖かくて大好きでしたが、今は住宅も気密性が良くて断熱材が入って暖かいので
丹前を着るほどではありませんし、丹前を縫ってくれる仕立て屋さんもいなくなりました。
丹前裏地 黄変しみ
裏地はメリンス生地(ウール素材)に黄変しみが付いていて、しみ抜きをしようと
して、生地が白っぽくなっています。
丹前裏地 しみ抜き後
黄変しみを落とすと白っぽくなっていた部分に色掛けをして直しました。
着物と洋服のお手入れは
厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる
山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。
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