皆様こんにちは
山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。
いつも当ブログをご覧いただき誠にありがとうございます!!
お母様の遺品の中に銀座きしや製の白生地三丈物と白生地三丈物と八掛が
出てきたので、京染をして抜紋を入れ単衣と袷に仕立てたいとお聞きしました。
まずは京都に染を依頼しました。
白生地三丈物(銀座きしや製)
こちらは単衣に仕立てをしたいとのご希望です。
きしやさんの札が付いていました。
白生地三丈物・八掛(銀座きしや製)古い
こちらの白生地と八掛は袷仕立てにしたいとの事です。
巻き芯にきしやのシールが貼っていました。
どちらの生地も9寸5分だったので結構古い生地でした。
生地は黄ばんでいますし、一部黄変しみもあったので、綺麗に染める為に
染屋さんが必要ならば、練り直しもお願いしました。
色無地表(京染後)
見本通りに染上がってきました。
京染後色無地
こちらも見本通りに染上がってきました。
正絹の染は染料と助剤の氷酢酸を使用している為に染め上がり後の水元(水洗い)が
不十分の場合は酸っぱい匂いがするので、産地の方は当たり前にかもしれませんが
私自身も酸っぱい匂いは嫌なので、風合い向上と酢酸の除去の為に当店で湯通しを
行いました。
京染後色無地
京染後色無地・八掛
二反とも、酸っぱい匂いも抜けて風合いも良くなり、次は紋屋さんにバトンタッチして
抜紋を入れてもらいます。
着物と洋服のお手入れは
厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる
山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。
〒062-0902
札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号
電話011-811-6926 FAX011-811-7126
営業時間 9:00~18:00
休日 日曜・祝日
メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp
ホームページ http://328senpo.sakura.ne.jp
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