皆様こんにちは
山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。
昨日に続き北海道新聞で「着物は今」の題名で記事が掲載されていました。
呉服小売店やリサイクル店等頑張っていらしゃいますが、
なかなか北海道では着物の文化が定着しずらい環境にある事を感じます。
先程ワイドショーで島倉千代子さんの葬儀の模様を放映されていましたが
和装の喪服を着られていたかたが、3割位映し出されましたが、昨今の葬儀に行くと
和装の喪服を着ていらっしゃる方が1~2名しかいらっしゃれば多い方で一人も着て
いらっしゃらない事のほうが多く見受けられます。5~6年前も京都の方とお話する気会が
有りましたが、京都も一緒だとうかがいました。
男性の着物はとんと見る事は有りません。
それでも「サザエさん」を見ると波平さんもマスオさんも着物を着ています。
着物に対する考えや思いが日本人のなかで随分変わってきたました。
これは戦争に対する考えと同じ様に思います。
太平洋戦争及び戦後の復興期の食料難の時代に着物を食料に変えて生活していました。
祖母は戦後25年位までまたきっと戦争が起きると思っていたようです。
戦争のトラウマです。その為娘には嫁入り支度にたくさんの着物を持たせました。
これが昭和52年まで続いたと思います。
その後日本は戦争を起こす事も巻き込まれる事も無く今日を迎えて来ています。
それゆえに着物は着ない必要ないとの思いに変わりつつあります。
着物には洗い張りをして仕立て替えをして長く着れる先人の知恵が詰まっていますが
なかなか時代が変わりパソコンやスマートホンの使い方は分かっていても着物の畳み方が
わからなっかたり、着物の価値や素晴らしさや楽しさを知らなっかったりしています。
お客様でいただき物やあちこちから掘り出し物を見つけてきて
襦袢の袖を当店に仕立てに出していただきました、恰幅の良い方なので生地の幅を足し
無双袖で裏は別布です(着道楽)着物ライフを楽しんでいらっしゃる方や
茶道を楽しんだりされている方もいらっしゃります。
正しいお手入れ(メンテナンス)をして着物ライフを楽しみましょう。
着物のしみ抜きは、厚生働大臣認定一級染色補正技能士のいる。
山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。
〒062-0902
札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号
電話011-811-6926 FAX011-811-7126
メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp
ホームページ http://328senpo.sakura.ne.jp
営業時間 平日(月曜~土曜) 午前8時~午後6時
休日 日曜 祝日
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