思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

込み上げる

2009年02月25日 | Weblog
私は思わず彼女の頭に手を回して抱きしめていた。
彼女はやっと過去の呪縛から解き放たれたように次第に嗚咽が大きくなっていく。
私も巧まず込み上げてくるものがあった。

濡れ場ではありませんぞ。
第4幕の最終場面である。
素人演劇の練習も最終局面に入ってきたが、相変わらず台詞忘れにつまずく。

本番まであと20日だ。
大丈夫かね~。

Cry Me a River

2009年02月25日 | Weblog
一葉の「涙のリバー」に4回も出てくる「Cry Me a River」のフレーズは1950年代アメリカのジャズソングのスタンダードナンバーだった。

引用すると、

自らを一度は裏切りながら復縁を乞う恋人に向かい「今更遅い、川のように泣くがいい」と冷ややかに突き放すという内容の、恨み節がかったブルーバラードの名曲。

だそうだ。

だから、歌中の主人公の女性は、その曲を思い出して曲名とフレーズをタブラせているのだ、多分。
それでこのフレーズの意味が分かってきた。
それを知って歌うのと知らずに歌うのとではおのずから深みがちがっくる。

私が歌う分にはたいして違いは無いけど。