思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

カンボジア4

2009年04月04日 | Weblog


観光客は日本人、韓国人、中国人、欧米からの人たちと多いです。
偶然かも知れませんが2箇所で日本人のスケッチ旅行のグループに出会いました。

古い寺院跡、樹木に覆われた石垣などの周りで、何時間もかけて絵を描いていると言ってました。

千年もの間忘れ去られて、現代に蘇った遺跡に対して何か郷愁のようなものを感じているのかもしれません。

カンボジア3

2009年04月04日 | Weblog


「アンコール」と言うのは「聖なる宮殿」の意味だそうです。
宮殿内部の壁面、テラスなどには驚くべき彫刻が豊富に施されています。
壁面には多くの文字も刻まれております。

このような高度な文明が僅か千年も経ないうちに忘れ去られ熱帯ジャングルに埋もれてしまったことが不思議でなりません。

いまだに新しい宮殿寺院などがジャングルに埋もれているといわれています。
空から探しても何も見えないそうです。
樹木の力、森林の圧力は人知を超えています。

カンボジア2

2009年04月04日 | Weblog


カンボジアは長年の内戦によって国は疲弊しました。
ポルポトの時代に300万人とも500万人とも言われるほどの人々が虐殺されました。
それも知識人たちが中心に殺戮されたといわれます。
大学生、教師その多くが殺されたそうです。

地雷も1千万個施設され、いまだに500万個が地中に残されているそうです。

戦争と殺戮のせいで人口構成も6割が女性、4割が男性といびつです。
国民の6割は読み書きが出来ないそうです。

国の政治も現在はベトナムの支配下にあるという話でした。
ベトナムの息のかかった政治家たちが国を牛耳っているとか。

新しい道路も次々に出来ていますが、殆どは他国からの援助で進んでいます。
韓国、中国、日本などが多くの援助をしているようです。
高級ホテルも立ち並んでいますが、カンボジア国民には縁のないホテルで彼らが宿泊することは殆どないそうです。
彼らが利用するのは街の安い木賃宿だそうです。

カンボジア

2009年04月04日 | Weblog


カンボジアの北部にシェムリアプという都市があります。
インチョン経由でそこの空港に降り立ちました。
日本の真夏の気候です。
日中の最高気温は38度にまで達するそうです。

その近郊のアンコールワット、アンコールトムなどの遺跡群を3日間にわたって歩き回りまわりました。
日中は暑いので昼2時間ほどはホテルに帰って休憩します。
お昼寝の時間です。
そうでもしないと熱中症で死んでしまいそうです。

殆どの遺跡群は岩が黒ずんでいます。
それは18世紀にフランス植民地であった頃に、偶然発見されるまで密林に覆われて存在すら知られていなかった遺跡だったために、遺跡を覆いつくしたジャングルを焼き払うしか方法がなかったためです。

それとコブラの密生地でもあったのです。
千年前の巨大な都市や宮殿が人々の記憶から消えてしまっていたことが不思議です。