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HN天道(てんとう)

小説「藪の中」

2010年10月17日 | Weblog
ご存知「芥川龍之介」の小説。
朗読テープが流れる、男性の声優の渋みのある声が心地よい。
何度きいてもいい。
日本語の美しさがうれしい。

この「藪の中」の真相というか真犯人は未だに論争のまま結論は出ていないそうだ。
巧みの仕組まれた推理小説ともいえる。

3人の自供以外の物証が乏しい。
自白調書によりいかようにでもでっち上げることが出来る。

映画化された「羅生門」は見てないが。

謎めいた小説である。
欲望と男と女、そんなことがテーマなのかも。