このマンションもそろそろ27,8年になる。
年寄りを多く見るようになった。
私は友達は居ない、私も孤高を貫いている。
若者はどんどん出て行ってしまう。
過疎の農村みたいなもんだ。
じじいは暇だから時々散歩して回る。
見た目にも、何の目的もなく歩き回っているのがすぐわかる。
私は訳もなく「ケッ!」とおもう。
私も時々同じ行動をとっている。
そういえば隣の公園入口の花壇に白い花が見事に咲き誇っている。
かみさんに聞いたら「小手毬こでまり」という花だそうだ。
「知らんけど」と言ってたから合ってるかどうかは分からん。
朝、ごみ捨てに出ると、帰りに浪速風のじじいと同じエレベーターになった。
ケッと思ったが仕方がない。
やつは12階のボタンを押し私は6階のボタンを押す。
無言のまま6階に着いた。
いつもの癖でエレベターを出るとき「閉まるボタン」を押した。
そしたらそのじじい爽やかな標準語で「あ、ありがとうございます」とはっきり言いよった。
お、友達になれるかも。
年寄りを多く見るようになった。
私は友達は居ない、私も孤高を貫いている。
若者はどんどん出て行ってしまう。
過疎の農村みたいなもんだ。
じじいは暇だから時々散歩して回る。
見た目にも、何の目的もなく歩き回っているのがすぐわかる。
私は訳もなく「ケッ!」とおもう。
私も時々同じ行動をとっている。
そういえば隣の公園入口の花壇に白い花が見事に咲き誇っている。
かみさんに聞いたら「小手毬こでまり」という花だそうだ。
「知らんけど」と言ってたから合ってるかどうかは分からん。
朝、ごみ捨てに出ると、帰りに浪速風のじじいと同じエレベーターになった。
ケッと思ったが仕方がない。
やつは12階のボタンを押し私は6階のボタンを押す。
無言のまま6階に着いた。
いつもの癖でエレベターを出るとき「閉まるボタン」を押した。
そしたらそのじじい爽やかな標準語で「あ、ありがとうございます」とはっきり言いよった。
お、友達になれるかも。