思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

郷愁に浸る

2021年04月01日 | Weblog
私の故郷は一応山形県酒田市です。
定住期間が細切れの人生で下から。
それと中心部の商店街は過去大火で大部分焼けて面影はありません。
同市に在住する2人のブロガーさんを見つけました。

ひとりは
鳥海山登山をこよなく愛し、ジャズを愛し、読書三昧というおじさんで、実にセンスがいい。
わが故郷にもこのようなお方がお住まいであったかと感無量でありました。
私も出羽富士と呼ばれる鳥海山は大好きで2230メーターのこの山にはには若いころ何度も登りました。

もひとりは
画家さんです。
自分の描いた絵を紹介しています。
独学だそうで、同市の美術館で個展を開いたりしているそうです。
このような方がお住まいとは、この方の絵画にも惚れました。

それが火付けで、故郷の懐かしいものをネットで捜してみました。
懐かしかったです。
某旅行者の動画での案内までありました。
私は今思えば素晴らしい伝統の街に住んでいたことを感じました。

「土門拳」記念館…建築物がすごい。
「本間美術館」と日本庭園…かつて日本一の大地主と言われた本間家の屋敷でした。自分の土地だけを通って江戸まで行けたそうな。
「光丘図書館」中学高校と大変お世話になりました。海外の推理小説ばかり読んでました。これももとは本間家の文庫だったそうな。
「光が丘公園」頂に残る白い灯台の遺構。過去にここを訪れたたくさんの著名人の碑があります、芭蕉も、私も夜よく訪れました。
「山居倉庫」酒田港の巨大倉な物資倉庫、庄内米、紅花…江戸・大坂からはたくさんの文化が流入。
「遊廓跡」日本海と最上川の物資輸送、漁港でもあり、たくさんの芸妓さんが居ったとか。

そんなんで妙に気位ばかり高い人が多くて、私はいつも「鼻につくなあ」と思っていました。
親父は65歳で亡くなったけど、そんな傾向があったな。

大阪とは違う。
大阪は本音で勝負や!