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身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

手が震える人

2005年04月29日 | Weblog
こんな事は書くべきでないかもしれないが。
年をとってくると手が震えたりする人を見かけるが、年寄りばかりとは限らない。

近所のカラオケ飲み屋で。
Aさん
70歳前後の床屋さん、新曲ばかり覚えてきて披露する人。ビールを注ぐとき手が震える。
年のせいなのか、アル中なのか、こういう床屋さんには絶対に行くまいと思う。本人も床屋をやっている以上何らかの対策を講じないと事故の危険性がある。
といっても止めるわけにはいかない生業の現実があるのかも知れない。
Bさん
こちらは多分完全なアル中。建設業の現場作業員、63歳、浮気の後、離婚して1人住まい。
酒でも飲まなきゃやってられない自業自得の人生を送っている。
気持ちは良く分かる。

ダンス教室で
太ったおばあさん、若いころは結構踊っていたと思う。ステップは確か。
足は細いのに上半身はかなり太っている。汗拭きタオルを腰に挟んで踊るが、洋服は汗でびっしょりになる。組んだ手が震える。何か心臓の病気でもしたのだろうか、健康のためにダンスをしているといっている。踊っていても彼女の心臓もドキドキと踊っているのが分かる。
少し痩せれば心臓の負担も軽くなって回復すると思うが。

別のカラオケスナックのママ
最近子供と孫を連れて動物園に行ってきたという。
写真の話をしていると
「私この頃手ふるえんねん。シャッター押すときもふるえて、孫の首がチョンギレとったヮ」
彼女は今でもチョッとこわもての美人であるが、年には勝てん。

会社にいた頃のチョー生意気上司
宴会の席で、酒を注ぐときいつも手が震えていた。不思議だった。体も健康、アル中の要素無し。
一種の病なのだろう。彼は生意気な暴れん坊だったが、反面繊細な神経を持ってるなーと思うことが時々あった。それはズット直ることは無かったが、そういう病気なら仕様が無い。上手に付き合って生きているのだろう。

明らかな心身症
私自身の話、中間管理職だった40代始めの頃、上司の席の前に上司に対して後ろ向きに座る机の配置になっていた。朝から晩まで後ろから監視されているような嫌な気分で、気が狂いそうな日々が続いていた。その上司とのコミュニケーションは旨く行ってなかった。机の配置の変更を希望すればいいようなものだが、そのフロアは全部そのような配置、我侭は通らない。
その内に皆で食事のときに心臓が異常に動悸を打つようになって、手が震えだすようになった。
半年くらいで治まったが、明らかに心身症の症状だった。
人間思い込みで変に追い詰められると危険な状態になる。暴れだすとか、自殺するとか。
私のように気が弱くて繊細で、気位ばかり高い、能力は大したことないが誉められていないと気がすまないといった人種が陥りやすい病気であった。


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