思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

ただ 会いたい

2011年04月08日 | Weblog
夏の青空がまぶしい日でした。
幼い私は3歳、麦藁帽子を被っていたのを覚えています。
その日は一番いい服を着せられていました。

そのデパートの屋上で美しい母は「ここで少し待っててね」と言ってつないだ手を離して歩いていってしまいました。

その場所で私は何時間待ったでしょうか。
待って待って待ち続けました。
それが母を見た最後でした。

それから20数年の歳月が流れました。
もうすぐ私の子供も生まれます。
ひと時母を恨んだこともありましたが、友達に恵まれ挫けずに成長することが出来ました。

今は只ひたすら母に会いたい。
「ただ 会いたい 母に」

季節は巡りまたあの夏がやってきます。


そんな思いを歌ったのが
「西つよし」さんの「ただ 合いたい 母に」
と言う歌です。

母を信じてデパートの屋上で待ち続けた子供の思いが痛いほど伝わってきます。
チャラチャラとは歌えない歌です。

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2 コメント

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胸キュン (ちはる)
2011-04-11 23:06:35
そんな思いを歌ったのが・・・迄を読みながらきっと天道さんの生い立ちかとウルウルしましたー。あ~歌の歌詞でよかった^^。せつない歌詞ですがどんなメロディーか、聴いてみたくなりました。
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ちはるさんへ (本人)
2011-04-11 23:48:38
YouTubeの検索でも聞けますし、DAMでもガイドボーカルで聞けます。
私は目下練習中、昨日はヒトカラでガイドボーカルを頼りに2時間も練習しました。
この歌、某老人男子が上手なんです、切ない声がこの歌にお似合いなんです。
私の声には合ってないかもしれません。

私の生い立ちはあまりにも平凡すぎて、とても歌にはなりませぬ。
この歌の作者は女性ですが、少し昔に「赤ちゃんポスト」と言うのが某病院に設置されたことがありました。
その捨て子の成長後にヒントがあると読んだような気がします。
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